音羽山最難関バリエーションルート 2023.8.21

音羽山相模川右股沢ルート探査 2023年8月21日(月)晴れ

メンバー CL.エーちゃん N・Yさん M・Mさん

コース:タイム JR膳所駅8:00…9:00鳴滝不動尊9:10…相模川右股沢取り付き点9:15…9:50上部沢分岐10:10…

                                 10:45音羽山北東登山道11:20…BBC横登山口12:30…12:55JR膳所駅


 八月に入りお盆も過ぎたと言うのに連日35℃越えの猛暑が続いている。駅から歩き出すが”もう”汗が噴き出す。お盆休みで鈍った体にはド~ンと堪えそうだ?鳴滝不動尊に着く頃にはグッショリ!水場でタオルを濡らす。汗のせいか?アブが纏わりついて嫌になる程多い。少しで右股沢の取り付き点。此処は左俣沢と直登尾根の分岐点でもある。沢手前のゴロゴロした石を越えると薄い踏み跡が奥へと続いている。左岸を進むが倒木が多くなって来る。350m辺りからは両岸に岩稜が迫り深く切れ落ちた沢を遡行する。左俣沢は明るく優しい感じだが右股沢は薄暗く切れ込んでいて岩肌が荒々しい感じがするの。すると前方に猪の親子が慌てて岩場を駆け上がって行く。ウリ坊が親を追いかけて行く姿が可愛く見えた。二股の突き当り手前の谷底の濡れた岩場の通過が核心部だ!ステップを探しツルツル滑る滑滝の様な岩を無事通過。尾根に上がつた広い場所で一服する。ホッとしたのも束の間。この先200m余りの急登が待っている。今まで登った音羽山の斜面では一番と思われる。木の根や四駆を駆使し一気に進む。休む場所も無く突き進むのみ!そんなに熱く感じないのに額や体中から汗がボタボタ噴き出す。もう干からびそうになった時、音羽山北東のピークに登り着き直ぐ下に縦走路が見えた。頂上には行かず風の吹く鞍部で大休止!音羽山の中では一番ハードな(仙人窟より)バリエーションルートだと思う。大満足な山行だった!贅沢な山登りを一緒に出来た仲間達と山に感謝です!

爽やかな木漏れ日
爽やかな木漏れ日