小女郎谷左岸尾根~蓬莱山~クロトノハゲ 2022.7.17

小女郎谷左岸尾根~クロトノハゲ~キタダカ道  2022年7月17日(日)曇り/雨

メンバー CL.エーちゃん M・Mさん N・Yさん

コース:タイム JR蓬莱駅7:50…堰堤8:40…左岸尾根…P717.9:40…稜線P1101.10:50…12:15クロトノハゲ12:40…

   キタダカ道…JR志賀駅


雲立ち込める比良山
雲立ち込める比良山

 例年になく6月に梅雨明け宣言されたが7月に入り戻り梅雨らしい?連日ほとんど晴れ間は無く雨模様が続いている。この連休で経ヶ岳唐谷ルート山行の予定であったが急遽、近場の比良に変更する。自宅を出る前に強い雨が降り出し心配したが何とか止んだ様だ。しかし蓬莱駅から見る比良は黒い雲に覆われている。少し天気は回復傾向らしいが?当てにはならない。雨のお陰で少し涼しく感じるのも束の間。まだ濡れた林道を進んで行くと途端に汗が噴き出してくる。先週の音羽山の様だ。早いが途中の東屋で塩分を取る。堰堤までの林道歩きが一番辛い!黙々と進む。堰堤前で一本立てていると単独のハイカーが過ぎて行った。何と服装はジーパン姿でスニーカーである。大丈夫だろうか?いよいよ本格的な登りが始まる。トラバース気味に進むと左岸尾根末端に到着。150m程の急登が始まる

何時もの事だが、この40度ぐらいの急登が一番辛い!P717辺りに来ると傾斜が緩くなり一息つける。倒木地帯を過ぎると霧景が広がっている。足元の倒木にはキノコがビッシリ!少しガレ状の細尾根を進むと目印のブナが一本。少し異質な感じだが目立っている!少しの急登で岩稜帯。空が明るくなり始める。稜線は夏山の雰囲気か?テンションが上がる。細尾根の急登を進むと稜線の笹原に飛び出す!

夏の太陽が照り付け一気に暑くなる。此処までの急登で汗びっしょりだったが、また違う暑さである。少し先の木陰で暫し休憩。爽やかな風が吹きぬけホッとする。やはり連休だからか稜線では多くの登山者とすれ違う。このまま天気は持ってくれるのか?蓬莱山までの緩やかな登りは登山道が沢の様に掘り込まれ、その横に新しく踏み跡が付いている。蓬莱山から打見山迄は老若男女沢山の観光客で賑やかである。キタダカ道で頭上をゴンドラが通過して行ったが満員だった。クロトノハゲへ進むと”にわか”に雲行きが怪しくなって来るがランチタイムとする。下界では晴れている様だが目まぐるしく天候が変わる。雨が降らないようにと祈りながら下山にかかる。天狗杉を過ぎた辺りで大粒の雨が落ちて来る。慌てて合羽を着るが雨傘でも行けそうだ。登山中の傘さし下山は初めての経験?午前の急登なら、こうは行かない!この雨の中合羽も着けず子供三人を連れたファミリーが登って行った。多分ゴンドラ下山だろうが少し心配だ。意外と長く感じるキタダカ道だが盤所橋まで来ると後僅か。皆、汗と雨でビッショリ濡れているが気分は爽やかである。雨あり晴れありの一日だった。感謝!!

スキー場には赤トンボが飛んでいた
スキー場には赤トンボが飛んでいた