折立山南西尾根直登ルート探索 2022.9.25

折立山・権現山南西尾根直登ルート  2022年9月25日(日)晴れ

メンバー CL.エーちゃん N・Yさん 

コース:タイム 花折峠口9:30…南西尾根取付点9:43…650m10:03…10:35折立山10:50…アラキ峠10:56…11:35権現

 山12:15…ホッケ谷右岸尾根分岐12:28…ホッケ谷分岐12:55…ホッケ谷登山口13:43…JR蓬莱駅14:50 


近畿自然歩道の入り口
近畿自然歩道の入り口

 9月に入り週末になると台風の為、泊山行が中止になる。今週は荒島岳縦走の予定だったが何とか日曜は天気が良さそうで、以前から気になっていた折立山を目指す。比良の山行は、ここ6年で140回を超えたが最近まで折立山が何処に在るのか知らなかった。何時もの様にJR堅田駅からバスに乗車。花折れ峠口に初めて下車する。目の前が近畿自然歩道の起点である。足を踏み入れると綺麗に整備されている様だ。5分程で朽ちた車が放置されている谷筋に着く。此処が南西尾根の取り付き点。谷の奥へと足を踏み入れる。しかし放置してある車はジムニーの様で3~40年も前の様だ。V字になった谷を進み尾根の取付きを探す。見上げると何処も急斜面で四駆を駆使。尾根芯に着くと、その先は緩やかで登り易そうな感じである。鹿の寝床やキノコが足元に。明るい植林帯を進んで行くと630m辺りで林道が横切っている。傾斜は段々急になって来る。その先林道を二本横切り傾斜

が緩くなると南北に長いピークの折立山に着く。此処で一本目の休憩。静かで気持ちの良い場所である。アラキ峠までは滑り易い急下降で注意が必要だ!峠から一般道は真っ直ぐ北方向についているが我々は谷を隔てた南側の尾根を目指すため一旦沢に降りる。ガレガレの沢から急な斜面の南西尾根に取り付く。足元には杉の枝が積み重なり”かなり”歩き難い。900m迄は結構な急登が続く。傾斜が緩くなるとガレ場に変わる。ブルーベリーやシダ類が行く手を阻む。振り返ると少し違った角度の琵琶湖から比叡山が綺麗に見えている。なおも突き進むと登山者の多い権現山に飛び出した!前回と同じ場所でランチタイムとしょう。おにぎりを胃袋に入れ珈琲タイム。最高のロケーションの中のんびりして

琵琶湖の南湖から比叡山。霊仙山が低く見える
琵琶湖の南湖から比叡山。霊仙山が低く見える
ホッケ谷右岸尾根分岐点
ホッケ谷右岸尾根分岐点

いると二人組の若者が隣に腰を下ろす。話してみると東京から来たと言う。比叡比良トレールで来て昨夜は比叡山でテント泊しここ迄来たらしい。私のHPの話をすると一人の方が見た事があると話してくれた。嬉しい限りだ。此処でゴンドラ下山すると言う若者たちと別れ私達も腰を上げる。ホッケ谷分岐までは眼下に琵琶湖を望み稜線漫歩だ。今回は右岸尾根を下る予定だ。右に折れると直ぐに掘り込まれた古道が現れる。今はこの古道も利用する人も少なく荒れて行く一方である。倒木や藪も多く下りは注意が必要だ。ホッケ谷分岐が少し鞍部になっている。今回は其のまま直進する。少し登り返すと700m辺りで踏み跡が消える。大分前だが左方向から登ってきた記憶はあるが530m付近までの急下降に突入!藪と格闘し突き抜けると北の方向から話し声が?どうも迷っている様だが方向は此方の方ですよと教えてあげる。尾根を末端まで降りる様だ。此方は左の尾根に進路変更。朽木の山の会だと言う二人組と別れる。そのまま尾根を林道まで降りても良いが出来るだけホッケ谷の取付きに近づきたいので50m程下りた所から北方向にトラバース気味に降りて行く。もう其処に林道がありそうだが余りに急すぎて降りる事が出来ない。仕方なく急斜面を谷に向かいトラバース。最後は10m程、木の根っこや草につかまり無理やり林道に降りる。数十mで”やっと”ホッケ谷取付点に着いた。二週続け権現山の尾根を踏査出来た事に感謝と同行のNYさんに感謝です。