リトル比良・鵜川境界尾根~滝山   2019.5.25

鵜川境界尾根~滝山~古道を歩く  2019年5月25日(土)晴れ

メンバー CL.エーちゃん S・Tさん

コース・タイム  JR北小松駅7:55…鵜川分岐8:30…境界尾根渡渉点8:35…250m.8:50…410m.9:20…P542.10:00…

   10:30嘉嶺ヶ岳分岐10:45…滝山11:00…655m出合11:12…渡渉点…出合11:45…滝山登山口12:30…JR北小松駅12:40


嘉嶺ヶ岳分岐点にて
嘉嶺ヶ岳分岐点にて

 思いの外、ガラガラの湖西線で北小松へ。車窓から差し込む光は”ギラギラ”と真夏の様だ。駅前には湖西道路の高架橋の橋桁だけが何本も並んでいる。161号を北へ進み87mの水準点辺りを左に入る。獣避けの柵を二つ過ぎると林道になる。程なく右手の鵜川へトラバース気味に下りて行く。綺麗な沢沿いの前方に渡渉点が見えて来る。渡渉して直ぐの大きな岩付近は倒木で荒れている。その先はザレた急登が続き四つん這いで進む所もある。足元はシダで覆われルートは不明瞭であるが、そこを抜けると一安心!此処までで今日の半分ぐらいの体力を消耗したみたいに疲れてしまった!5月だと言う

沖島と奥島山が浮いている
沖島と奥島山が浮いている

のに、容赦なく照りつける日差しはジリジリ痛い!早くも一本立てる。境界尾根は細く迷う心配は無いが結構アップダウンがある。300m~360m辺りは足元注意である。急登を過ぎ、振り返ると少し霞んではいるが大きく琵琶湖が広がっている。展望の良い細い尾根を進むとP542だ。此処まで来ると、この先少しルートが広くなる。右手には見張山に続く尾根が長く伸び、縦走路の奥に蛇谷ヶ峰が顔を出して来る。小ピークを過ぎ樹林帯の急登を進むと”やっと”広い嘉嶺ヶ岳分岐に着く。思っていたよりも登り応えのある尾根である。一本立ておにぎりを頬張る。遠くでコゲラが木を突っつく音が聞こえてくる。新緑の、この季節は静かな山行が楽しめ気分も最高!滝山までの急登は新緑が逆光に輝いて

堂満から蓬莱が見える
堂満から蓬莱が見える

とても綺麗である。何度か通っている滝山だが思っていたより奥に標があった。手前は何の標だったのか?東南方向に広い尾根を少し進むと大きな岩が鎮座している。岩肌に一本、オレンジ色のツツジが咲いていた。リトル比良は案外岩が多いのだと思う。尾根の右側をトラバース気味に緩く下って行くと655mの出合に着く。オトシ方面の分岐だが少し分り難い。この先、出合いまで藪が”うるさい”。渡渉点は小さく小沢が入り組んでいるので地図読みが必要だ。藪から抜けると古道に飛び出す!広くなった牛山出合を過ぎトラバース気味に分岐まで進み、その昔あったのか?城跡の様な石積みの残る九十九折れの登山道を下る。下の別荘地では”やっぱり”犬に吠えられたのだ。