連続の小女郎ヶ池・坂下~小女郎谷 2021.8.22

二回連続の小女郎ヶ池・坂下~小女郎峠~薬師ノ滝  2021年8月22日(日)くもり/小雨

メンバー  CL.エーちゃん M・Mさん M・Mさん

コース:タイム JR堅田駅8:50-(バス)-9:20下坂下…葛川橋登山口9:40…渡渉点9:50…730m.10:50…12:15

       小女郎ヶ池12:45…七本杉13:20…薬師ノ滝14:30…JR蓬莱駅15:30


小女郎ヶ池
小女郎ヶ池

 八月に入り、もう二週間も雨模様の日が続いている。季節外れの梅雨(すすき梅雨)らしい秋雨前線が停滞しているのだ。今日も天気はあまり良くないらしいが雨さえ降らなければとバスに乗る。こんな事は初めてだが細川行のバスに乗った登山者は私達だけであった。下坂下で下車。以前は坂下バス停があったが旧道の為、現在は変更されている。坂下まで旧道を戻り川沿いを登山口へ。長雨の為、安曇川の水量はかなり多い。雨が少しパラついているが樹林帯に入ると気にならない程度。雨に濡れ滑り易くなっている”サカ谷”左岸に足を踏み入れる。 

自然林に変わる
自然林に変わる

このルートは4.5年振りだと思う?前回は確か11月で寒かったのを覚えている。小さな堰堤を二つ程越えると渡渉点。水量が多いがジャバジャバ渡る。荒れてはいるが少しの急登で細い尾根を乗り越し前方の広い尾根に取付く。少し緩やかな尾根を南へトラバースするとP618地点。60m程の急登で尾根を離れ右の谷方向へ進路変更。この辺りは少し迷いそうだ?南方向が開けていて少し明るくなっている。此処で一本立て水分と塩分補給。少しトラバースすると植林帯の谷に突き当たる。底部の急斜面を黙々と進む。北方向にトラバースするとP964西尾根に出る。この先もう急登は無いが池まで結構長いのだ。突然!前方の朽ちた樹の足元に”なめこ”が?まさか?まだ8月なのに?どう見ても”なめこ”なのだが。そっと置いておく事にする。段々ガスが濃く

神秘的な小女郎ヶ池
神秘的な小女郎ヶ池

なって来る。間違いピークを過ぎ次のピークを越えると足元はシダなどで少しうるさいが下り気味に進むと霧に煙る小女郎ヶ池が現れる。幻想的な風景だ!池のたもとで珈琲タイム。すると、あっと言う間にガスが流れ、その全容を見せてくれた!少し日も差し暖かい。誰もいないこの景色は”しっとり”としていて中々良いもんだ。そろそろ腰を上げよう。何といってもこの先足元の悪い急下降が待っている。峠までは一投足。正面に琵琶湖が綺麗に見えて来る。雲が流れ、その切れ間から青空が覗く。暫しの写真タイムとなる。

池から峠方向
池から峠方向

峠から小女郎谷に足を踏み入れる。沢の源流の様に掘り込まれ、その上濡れた急下降は滑り易く時間をかけゆっくり歩を進める。七本杉まで気が抜けないのだ。途中今日初めてトレールランナーに会う。悪天の中ご苦労さんである?水量が多いので心配であるが三度の渡渉も無事過し薬師ノ滝に到着。かなり大きな水音が聞こえる。10日前より水量が多くビックリする!少しで大きな堰堤の登山口に着く。途中、棚田の展望所で足元をチェックするとヤッパリヤマビルが付いていた。最近は比良にも多くなっていると言う。湖西道路を渡ると駅は近い。10日前集落の垣根に咲いていた向日葵が盛りを過ぎ頭を垂れ寂しげである!季節は足早に変わって行く。雨にも逢わずラッキーな一日であった。同行のW.M・Mさんお疲れ様でした。感謝!次回は小川新道か?