ヒグラシの蝉時雨山行・ヤケオ山~釈迦岳 2021.7.22

ヤケオ山でヒグラシの蝉時雨を聞く  2021年7月22日(海の日)晴れ

メンバー  CL.エーちゃん M・Mさん K・Tさん S・Sさん

コース:タイム JR北小松駅8:00…東尾根250m分岐8:50…590m中井新道10:10…p761.10:40…11:43ヤケオ山

   12:10…釈迦岳12:55…イン谷15:10


ヤケオ山付近から南方向
ヤケオ山付近から南方向

 白山山行から中三日での山行に不安を覚えながらも、ヒグラシの蝉時雨は今回を逃すと後が無いと思い湖西線に飛び乗る!まだ朝も早いのに気温は30度近く?JR北小松駅から歩き出す。滝川に架かる橋を渡ると馬ケ背国有林。樹林帯は少し涼しげだが?風も無くかなり暑い!歩き出して30分で一本立てる。塩分&水分補給。掘り込まれた古道を左に巻いて行くと220m分岐点。此処からP761東尾根直登ルートだ。最初は緩やかに登って行く。300m辺りで細い岩稜帯が現れる。足元注意だが振り返ると少しばかり霞んだ琵琶湖が広がっている。そろそろ急登の始まりだ。何時もの事だが此の細尾根は結構堪える。暑さのせいか何度か立ち休憩をする。前方に大岩が見えると左へトラバースする。少し広くなった中井新道のスイッチターン部に着く。もう全員がバテバテで汗ビッショリだ。中井新道は暫くトラバース気味に緩く登るので歩き易い。南側から巻き急登を過ぎるとP761ピークに飛び出す。緑の苔に覆われたホッとする場所だ。目的のヒグラシが鳴き始めている。涼やかな風が優しく吹いている。蝉時雨を期待しながら腰を上げるとしょう。よくもまあ

ヒグラシは逃げない?
ヒグラシは逃げない?

こんな暑い時期に山登りなんかするもんだ?と思うのだが止められないのだ。880m手前の急登を過ぎると展望台だが、すすき原のようで炎天下。早々と先へ急ぐ。藪を抜けるとセミの鳴き声が多くなってくる。最後の登りに入ると「ヒグラシ」の蝉時雨がウエーブして来る。まるで時間が止まったようで不思議な気分になって来る。ヤケオ山ピークに着くと正面に釣瓶岳から蛇谷ケ峰が大きく、まるで鳥の翼を広げたように見える?木陰に腰を下ろしランチタイムとしょう。何時もの様に珈琲を点て、この異質な世界を満喫しょう。ヒグラシの鳴き声を聞いていると何だか少し涼しく感じ秋が近づいて来たような気がしてくるのは私だけだろうか?蝉時雨は釈迦岳まで続いていた。下山は旧のリフト道だ。急下降であるが歩き易く安全なのだ。イン谷に着くと程なくバスが来た。今日は久し振りに志賀駅前の「青林」に寄ってお造りでも頼もうか?暑い中、同行の仲間達ありがとう!