堅田駅からバスに揺られ葛川貫井で最後の乗客が降りると、無人のバスは寂しそうに発車して行った。階段と反対側にある横道に入る。道がUターンする所から登山道へ。暫くでベンチのある取り付きだ。棚田跡を進んで行くが最初からルートを間違え左方向のトラバース道に入ってしまう。直ぐに気付き修正！そのまま急な斜面を直登する。500m辺りで正規ルートに出合う？もう直登ルートの尾根上だ。700m辺りから少し緩やかになるとブナの木が現れる。急登を進むと岩場を縫うように登って行く。まだまだ急な斜面が続くが、右方向に西南陵が見え

て来ると縦走路は近いが上部はガスに覆われている。紅葉はまだ先の様だ？疎林が低くなると稜線に飛び出すが、やっぱりガスの中だ。風が強くピーク手前の岩陰でおにぎりタイム。すぐ横にいる登山者に話しかけられる。岐阜から来たらしいが、どうも相棒が雨男らしい⁇　珈琲タイムで”ほっこり”してから腰を上げる。景色の無い頂上で写真を一枚！足早に下山開始！コヤマノ岳手前から旧スキー場に進む。スキー場上部で雲の下に出る。前方には明るい景色が広がっている。急に足が軽くなる。八雲が原に着くとトンボが飛んでいた。池の水も幾分綺麗になっている？北比良峠からダケ道で下山。途中600m辺りの尾根分岐を確認しイン谷へ下山。バスは前日の台風の影響で残念ながら運航停止になっていてた。少し疲れたので贅沢にもタクシーで駅前へ行くことにする。