比良最北古道探査・地蔵峠~荒川橋   2020. 6. 6

比良最北古道探査・畑~地蔵峠~蛇谷ケ峰~八田谷越~荒川橋  2020年6月6日(土)曇り

メンバー  CL.エーちゃん K・Aさん K・Kさん

コース:タイム  JR近江高島駅7:27ー畑8:05…地蔵峠9:36…ヨコタ峠10:10…須川峠10:38…11:50蛇谷ケ峰12:22

  …P536.13:05…入部谷越13:31…八田谷越14:20…P394.15:07…NHKアンテナ広場13:20…荒川橋16:05


畑、バス停から歩き出す
畑、バス停から歩き出す

 比良最北までの全縦を予定していた日に例会が入り急遽、半分の距離だが最北までの山行を企画する。先週と同じバスで畑まで乗車。終点で降りたのは3人だった。雨の心配は無さそうだが”どんより”している。神社の鳥前を過ぎ棚田民宿の角を右折。舗装路の急登は”つらい”。獣除けの柵を過ぎると林道へ出る。地蔵峠取付きは、かなり荒れているように見えるが取付いて見るとルートはハッキリしている。大きく掘られた登山道の”あちこち”にギンリョウソウが顔を出している。峠からは眼下に畑の棚田が広がっているが、かなり霞んでいる。稜線を越

蛇谷~ルートの先を望むがハッキリしない
蛇谷~ルートの先を望むがハッキリしない

える風が心地よい!峠から横谷トンネル辺りまでは林道工事で山肌が荒れ放題になっていてルートも不明瞭な場所もあるので注意が必要!横谷峠から須川峠の間は初めてのルートだ!この間だけ歩いた事が無く、やっと栗原から荒川橋まで繋がる記念すべき日だ!蛇谷までの縦走路は高度こそ低いが植林帯や自然林も多く、青葉の季節は特に気持ちがいい!足元にはイワカガミの(もう花は終わっているが)葉が青く映えている。ブルーベリーの白い花芽が今にも咲き出しそうだ!このコースを、ブルーベリー街道と呼ぼう‼P752から少しで高度差100mの急登。蛇谷までは「クランク」状になっている。ピーク手前にナナカマドが白い花を咲かせていた。見晴らしの良い頂上には数組の登山者がいる。予定コースの丁度半分だ。丁度12時「ランチタイム」としょう。天気が良ければ最高のロケーションなんだが…ちなみに翌日は素晴らしい天気だった。珈琲を飲み腰を上げる。分岐までは緩く下り、その先スキー場まで一気に急下降!ゲレンデ手前で単独行の登山者が通り過ぎて行った?こんなマイナールートを、どこまで行くのだろう?P536から細い尾根に入る。このルートは三度

蛇谷ケ峰頂上
蛇谷ケ峰頂上

目だが馬頭観音のある入部谷越までは結構長い。観音様の後ろから取付き先へ進む。この先、緩やかなアップダウンが続く。520mピーク手前で少しトラバース気味に直角に右折。稜線上を暫くで林道に出る。ルートは稜線上だが倒木だらけで、すぐ横の林道を八田谷越まで進む。真っ直ぐ進むと阿弥陀山へ。此処はUターンする感じで荒れた(廃道の感じ)トラバース道に突入!獣道の感じである。縦走路に出た辺りで一本立てる。もうゴールは近い!P451は広くなっているのでコンパスで方向確認!P394手前には大きな穴がある。何の穴?アンテナ広場手前には青いフェンスがあり右へ左へ行き来しながら進むと見覚えのある松の苗木が植えられているアンテナ広場に到着する。後は荒川橋まで”チョイチョイ”の筈だが、そう簡単では無かったのだ?ほぼ近年歩かれていない様な?倒木だらけで荒れ放題!!コンパス片手に進む。送電線下で茨地帯に突入!先は又も倒木だらけ!なので送電線巡視路を行くが50度はありそうな急階段。失敗だったか?もう進むしかない。藪を進むと池に出る。モリアオガエルの卵が枝にぶら下がっていた。回り込んで藪をかき分け進むと”やっと”林道に飛び出した!その直ぐ先に荒川橋が見えた!念願の比良最北踏査完了!同行の仲間に感謝!です。 やっぱり山はええなぁ~!