旧雄松山荘道・念仏山から正面谷左岸尾根探査 2022.5.15

念仏山から雄松山荘道&正面谷左岸尾根ルート探査  2022年5月15日(日)薄曇り

メンバー CL.エーちゃん M・Mさん

コース:タイム JR近江舞子駅8:00…湖西道路側道取り付き点8:20…念仏山8:35…馬ヶセ…P400.9:20…新雄松山

 荘道分岐点10:10…10:25雄松山荘道出合10:35…11:35イン谷12:00…正面谷左岸尾根P591.12:52…ダケ道出合

 13:22…大山口13:55…イン谷14:20…JR比良駅15:00


鉄塔の奥に見える低い山が念仏山
鉄塔の奥に見える低い山が念仏山

 雄松山荘道は新旧二つのルートがあるが本来、此方のルートが正しいと思っている。今回二度目だが前回の取付きは少し奥の古い社の所だった。本当の末端は念仏山からだと思う?JR近江舞子駅ホームから見ると湖西道路の後ろ側に低く双耳峰の様に見える山だ。八幡神社を過ぎ湖西道路を潜ると直ぐに当たりを付けていた取り付き点。真新しい水路とガードレールが設置されている。大体のルートを決め水路を飛び越える。急斜面の雑木林を一気に進むと前方に青いロープ状の物が見える。近づくと何?と古いホースで登山道の柵を作ってあった!どうも御社の前辺りから続いている様だ?踏み跡位かと思っていたが少し拍子抜けする。歩き易い登山道で念仏山まで一投足で着く。此処から水を張った水田と琵琶湖が綺麗に見える。この先、緩やかにアップダウンを繰り返し北方向に進んで行く

全回間違えた分岐点
全回間違えた分岐点

250m辺り、前回この下から登って来た地点だったと思う?馬ヶ背(セ)の登りが始まる。思ったより歩き易い疎林が続く。静かで気持ちが良い。古い石切り場跡や石標がある。傾斜が緩くなり広尾根になるとP400。遠くから見ると馬の背に見えるのか?直ぐ先の鞍部を切り裂く様に林道が交差している。前回、間違えて左に行ってしまった所だ。倒木を越え岩交じりの崩落した急斜面を慎重に進む。一旦緩やかになり再度、広い斜面を登ると雄松山荘道に出合う。ホッとしたのも束の間?岩交じりの急登が待っていた。慎重に進むとワンゲル道の合流点に着く。水分補給。

ダンダ坊遺跡から取付く
ダンダ坊遺跡から取付く

大津ワンゲル道の下りは細く岩稜帯もある急下降が続くので注意が必要だ。所々で山ツツジや琵琶湖が見え気分を癒してくれる。イン谷まで思ったより長く感じる。バス停近くで一本立てる。何時もの様に”おにぎり”を胃袋に入れ珈琲タイム。今日は、もう一つ楽しみが待っている。以前、降りて来た正面谷左岸尾根をダケ道出合まで登る予定だ。イン谷登山口の山岳警備隊事務所付近からダンダ坊遺跡方向に取り付く。広い道を緩やかに進む。遺跡の奥へさらに進むと道は細くなる。うるさい藪をかき分け380m辺りの尾根の芯を目指す。尾根を登るにつれ古い掘り込みが彼方此方にある。下りには注意が必要だ。P591ピークは少し広くなっている。此処からの眺めは特別だ。正面に

普段、見える事のない金糞峠から正面谷への登山道が初めての角度で良く見える。堂満岳や釈迦岳も何時もと違う角度で見え少し感動モノだ!ピークから急下降すると少し崩壊している。登り返しは注意が必要だ。ルートを確認しながらクランク状に進んで行く。610mの細いピークを進むとダケ道の登山道に飛び出した。後は大山口までユックリ下ろう。大山口には綺麗なタニウツギが咲いていた。今日一日、中々面白いルートを歩けた事に満足し比良駅まで歩く。途中で畑の麦が風に揺れていた。

綺麗なタニウツギ
綺麗なタニウツギ