森山岳・木戸口~ニゴ谷北尾根 2020.11.21

森山岳・ニゴ谷北尾根~蓬莱山(ルート探査) 2020年11月21日(土)くもり/晴れ

メンバー CL.エーちゃん M・Mさん

コース:タイム 木戸口バス停9:45…取付点9:50…530m.10:30…770m.11:15…970m池12:00…12:32森山岳13:10…

        蓬莱山13:58…打見山14:20ーゴンドラ下山


蓬莱山頂からマザーレークを望む
蓬莱山頂からマザーレークを望む

 え~?森山岳?比良に、そんな山ある~?と言うのが最初の印象でした。地図で探してみると蓬莱山の西側に”ひっそり”とある目立たない感じの山でした。しかし、ハッキリしたルートが無いというのがチョット好奇心を”くすぐり”ました。何時もの様にJR堅田駅からバスに乗り木戸口で下車。少し戻りカーブミラーの辺りが取付きのよう?藪の中に微かな踏み跡を確認し足を踏み入れる。ニゴ谷方向に踏み跡があるのだが、かなり荒れているので直ぐ北尾根に取り付く。暫くで作業道にぶつかる。倒木と崩落で行く手を塞いでいるが、無理やり直登尾根に取り付く。800m辺りまで直登が続く!植林帯は倒木も多いが自然林に代わると少し”ホッ”とする。馬酔木の藪をかき分け進むと前方が開けて来る。比良の北部だと、この辺りからブナの木

森山岳ピーク 奥に蓬莱山が見える
森山岳ピーク 奥に蓬莱山が見える

が、現れる筈だが?全く見当たらない。北方向から風が強く吹き付けて来る。振り返ると安曇川を挟んで西側の山並みが綺麗に見える!上部の疎林は”すっかり”葉を落とし初冬の感じである。970mのピークを乗り越えると小さな池があった。水鳥が人の気配を感じバタバタと飛び去って行った。この先、小さなアップダウンを繰り返し森山岳の手前で少し沢の源頭部ような場所を進むと広い頂上に着く。寒風を避けて一本立てる。目の前には蓬莱山・打見山。その左に琵琶湖が綺麗だ!日向で珈琲を点てると冷えた体が温まって来る。さぁ

正面に冬支度の武奈ヶ岳
正面に冬支度の武奈ヶ岳

腰を上げよう。真っ直ぐ見える打見山方向に進みそうだがルート確認が必要だ!南方向に緩く下り少し上り返す。わっ!とMMさん。目の前の木に「なめこ」がずらり!テンションが上がる!あまり好きではないのだが?取ってしまうのは人の性か?植林帯の境界を登って行くと広い笹原に飛び出す!比良北部の山々、京都の奥山、京都市街。その奥に大阪湾!何と?あべのハルカスまで見えている‼比良から大阪湾を望めたのは初めてでテンションがMax!に。強風が容赦なく吹き付けて来るが暫し忘れてしまう。一投足で蓬莱山頂上。そ

大阪湾が見える(写真では無理か?)
大阪湾が見える(写真では無理か?)

の向こう側にまた、素晴らしい風景が待っていた!青い琵琶湖の遠く向こうに鈴鹿の山々が!雪の無いスキー場を下って行く。今日の下山はゴンドラと決めている。山麓駅にはバスが待っていたので志賀駅まで。ヤッパリ!清林に寄って行くか?美味しい!おでんと、お造りで”お酒”が進むのであった。