北海道旅行・グルメな旅 2019.1.31~2.3

家族で冬の北海道・グルメ旅  2019年1月31日(木)~2月3日(日)

1/31 自宅=新大阪ー大阪伊丹空港==新千歳空港=小樽・小樽運河ナイトクルーズ他

2/  1 小樽=余市…ニッカ余市蒸留所…余市=札幌・藻岩山夜景展望等市内観光

2/  2 終日、札幌市内観光・グルメ(札幌ラーメン・スープカレー・しめパフェ)雪まつり等

2/  3 札幌ー新千歳空港==大阪伊丹空港=新大阪=自宅


白い台地の苫小牧上空から遠くに樽前山を望む
白い台地の苫小牧上空から遠くに樽前山を望む

1/31 昨年末で定年退職となり10月に家族で北海道に行こうと急に決まる。一月の北海道となると家族は最高気温も氷点下と言う経験をした事が無くウエアー選びに大変苦労していた。娘は、せっかくの北海道だから美味しいグルメを食べ尽くすのだと下調べに余念がない。新年を迎えあっという間に出発の日が来た。朝6時に家を出ると未だ空は真っ暗である。JR車内は平日の通勤客で一杯!新大阪まで立ったままであった。伊丹空港を離陸すると新千歳まで二時間弱である。あっという間に新千歳空港に着陸。窓から見る景色は一面が銀世界である。空港からエアポートライナーに乗車。一時間半で小樽に着く。途中、石狩湾沿いを走る車窓から荒波の景色が見え感激!なかなかパノラミックである。

握りのセットとサッポロクラシック
握りのセットとサッポロクラシック

駅を一歩踏み出すと小樽は一面雪の世界であった。駅前の、すし処「浜谷」へ急ぐ。先客の二人組が丁度帰る所で、女将さんが札を準備中にする所だった。三名ですがと言って入れてもらう。ミニいくら雲丹丼付のにぎりセットを注文。先ず北海道限定!サッポロクラシックで喉を潤す。美味い!私は、初めてイクラと雲丹を食べたのだがとても美味しかった。ボタンエビもマグロのトロも最高!に美味しく頂いたのだ。ホテルでチェックインを済ませ堺町散策へGO!ルタオ本店・北菓楼・六花亭などスイーツ巡り。北一硝子三号館でペアのビアグラスを娘にプレゼント!ルタオパトスでドゥーブルフロマージュとプリンと?。私は珈琲で一服!5時予約の小樽運河ナイトクルーズへ急ぐ。

幻の酒!十四代・大吟醸・播州山田錦
幻の酒!十四代・大吟醸・播州山田錦

氷点下と言うのに浅草橋は観光客でいっぱい。黄昏の運河沿いを写真を撮りつつ船着き場へ。すると5時からは運休だと?最終便を待つことにする。何とか出港!夜のクルーズはイルミネーションがとても綺麗である。遊覧船には暖房が無くビニールで風よけされているだけなのでとても寒かった。中央橋のたもとでタクシーを拾い本日の最終予定、酒処「ふじりん」へ。階段を上がると酒瓶が沢山飾ってある。入口を開けるとカウンターと小上がり。地元の居酒屋と言う感じである。おでんが美味しそうで注文する。毛ガニとお造りの盛り合わせ。先ずサッポロクラシックの生で乾杯!おでんも美味しく、お造りも最高!に美味しかった!女将さんも愛想が良く(四代目らしい)なんか酒場放浪記に出て来そうな感じだなと話していると何年か前に撮影されたとか?ヤッパリと言う感じである。地酒も進み、ふと?棚を見ると幻の酒「十四代」播州山田錦が目に入る。迷わず注文!一口つけると何だ!?この酒は・・。まるでワイン!アウスレーゼ?クラスだ。こんなに”まろやか”なお酒は飲んだ事が無い。おりからみ荒走りも”よばれ”リーズナブルな料金で十四代を堪能したのだ。。酒処「ふじりん」また来てみたいと思うのは私だけではあるまい・・・。後ろ髪をひかれる思いで店を後にしたのである。

流石北海道・函館本線の先頭車両
流石北海道・函館本線の先頭車両

2/ 1 ホテルの部屋から下弦の三日月と明の明星(金星)が輝いている。外へ出ると吹雪いているが小樽駅まで歩く。駅の壁には沢山のランタンが飾られている。またガラス細工のデコレーションも綺麗なものだ。先頭が雪まみれの電車に乗り余市へ。流石に冬の北海道!雪煙を巻き上げ列車は進む。駅前徒歩5分程でニッカ余市蒸留所に着く。予約していた工場見学をする。総勢10名ほど参加している。珍しく火入れしている所も見学でき、また試飲も美味しかったが何と言っても有料の試飲は「余市」の58度で、まろやかな舌触りと喉を通る時のほのかな甘みがとても美味しかった。時間が無く飲み比べが出来なかったのが残念だった。その後、外国からの旅行者で満員になった電車で札幌へ。

すすきの中心街のイルミネーション
すすきの中心街のイルミネーション

昼は札幌ラーメンの予定。すすきの駅近のラーメン「そら」だ。まるで大阪のガード下の佇まい。味噌ラーメンの大盛りを注文。とても美味しく昔の道産子ラーメンの様な少しちじれ麺が懐かしく感じたのだ。しかしカメラのレンズが曇り写真が無いのが残念である。その後すすきのアイスワールドの会場を散策したが未だ氷が積んであるだけで氷像は出来ていなかった。夕方、市電に乗り藻岩山へ夜景観賞に行く。ロープウェイに乗車。登るにつけ様々なイルミネーションの市街が現れる。夜景の動画を撮っていると急に吹雪いてきたので退散する事にする。また写真が無い。

とても美味しいジンギスカンだ!
とても美味しいジンギスカンだ!

藻岩山を下山し市電ですすきのへ。路地を散策しているとお洒落なコーヒーショップがあったので入ってみる。いい雰囲気の専門店「RANBAN」だ。パナマの珈琲を注文し美味しく頂いた。お待ちかねのジンギスカンは生ラムジンギスカン「山小屋」だ。10人も入れば満席になる様なカウンターだけのお店である。女将さんの愛想も良くとても美味しく頂きました。此処もやっぱりサッポロクラシックで”うがい”をする。この後は札幌で流行っている”しめパフェ”に行くそうだ。狸小路商店街角のビルの二階「INITIAL」に入店。予約無であったが幸いカウンターが空いていた。二人は美味しそうなパフェを注文。私は珈琲だ。夜パフェはかなり浸透していてどの店に行っても若い人達で賑わっているそうである。

台湾・高雄駅の大氷像
台湾・高雄駅の大氷像

2/ 2 今朝から家内の調子が悪い。どうも風邪をひいてしまった様だ。旅行前に私が咳をしていたのでそれがうつったらしい?仕方なく二人で出かける。直ぐに二条市場。その近くにクラーク博士居住跡の標があった。札幌テレビ塔下から制作中の雪まつり雪像を見学する。大きな雪像や氷像が並んでいる。大阪なおみもあった。昼はスープカレー「GARAKU」の予定だが沢山並んでいる。仕方なく近くの姉妹店に行く。野菜カレーを頂く。勿論ビールは小樽ビールがあったので注文。ビールもカレーも最高!だった。北海道庁旧本庁の赤レンガを見学。六花亭で娘はスイーツ私は何時もの様に珈琲を頂く。そこから

展望台から藻岩山方向を望む
展望台から藻岩山方向を望む

目の前の京王プラザホテルにある鞄の「いたがき」へ。キーホルダーと遅い誕生日だが娘が定期入れを買ってくれた。有難う!札幌時計台までは少し歩く。内部は思ったより広く2階は教会の様であった。直ぐ近くのテレビ塔へ行きエレベーターで展望台へ。市内が一望でき雪まつり会場を上部から望める。藻岩山方向に日が落ちて行く。夜は”すすきの”の少し奥まった所にある「ろばた大助本店」へ。二階へあがり戸を開けると右の壁一面にサイン色紙が張ってある。安室奈美恵や宇崎竜童その他、沢山のミュージシャンがきているらしい。何時もの様にサッポロクラシックの瓶で乾杯する。大きなボタンエビの入ったお造り盛り合わせを注文!大きい焼きホッケ。どれも此れも美味しい物ばかりである。残念なのは小樽ビールがあったのに気が付かなかった事だ。残念!帰りはアイスワールドの氷像を制作していたので見学する。

2/ 3 今日は帰るだけである。札幌駅までタクシーで来ると空港までのバス乗り場が人だかり。JRが止まっているのではないかと運転手。駅員に聞くとやはり信号故障で運休中だとか?最後の落とし穴か?急いでtaxiを探す。ただ乗り場はズラッと待っている人が・・表に出て運よくtaxiを捕まえる。高速で無事予定時間に空港着。お土産を買い、この旅行に満足しつつ帰路に着いたのである。