四回連続の銀杏峰1440㍍ 2015.3.28~29

2015年3月28日(土)~29日(日) 

メンバーCLエーちゃん  K・Aさん Y・Oさん

コース・タイム

3/28 瀬田6:00=福井ICー宝慶寺憩いの森9:20…仁王の松10:30 …前11:30… 12:45銀杏峰13:35…前山14:10…羽衣の14:45… 憩いの森15:05   テント泊

3/29 テン場9:00ー10:00大野市街(朝市)11:00ー福井IC=瀬田IC ー各自宅

 


2/28 前山にて、S・Tさんと後ろが頂上方面
2/28 前山にて、S・Tさんと後ろが頂上方面

 何と、今年四回連続の銀杏峰です。まさか続けて行くとは思いませんでした。一回目は2月28日、雪洞で泊り翌日部子山に行く予定でしたが、翌日荒天予報の為日帰りに。2回目は3月14日~15日、前日までの新雪が多く前山手前にテントを張り頂上を目指すも、頂上手前の雪原で強風とホワイトアウトでやむなく下山。夜は静かで星がとても綺麗でしたが、朝になると上部はゴーゴーと強風が唸りを上げている。今回も、やむなく下山。この二回はS.Tさんと二人で三度目が今回、四度目は4/18~19この時は、恵那山下見山行をする予定でしたが峰越林道通行止めの為、急遽変更して銀杏峰に行く事になりました。

 

大野市街と白山・別山
大野市街と白山・別山

3/28 何時も通り瀬田から北陸道で大野を目指す。スタッドレスタイヤを交換しょうと思いましたが、もしやと思いそのまま来ました。これが大正解で市街から宝慶寺に近づくと道路には雪が残っていました。前二回は下の橋の所で背丈より高い積雪で憩いの森まで車が入りませんでしたが今回は此処から登るので大分時間が短縮出来そう。駐車場には何台か車があります。周りはまだ積雪がタップリ!天気が良いので気分も軽やかですが、途中何ヶ所か雪壁の急登があるので、気を引き締めて出発9:20。登り出しの急登が一番こたえます。緩やかになると芽吹きにはまだ早い木々の間から、部子山が左手に見えて来ます。羽衣の松は気付かずに通過。樹林帯の急登を抜けた所に大きな仁王の松がある10:30。東方面に経ヶ岳、その奥に白山、荒島岳が半分見える。足元には新雪が少し積もっている。

奥、越前甲から加越国境の山々
奥、越前甲から加越国境の山々

今回は何人かのトレースが付いているので、ワカンをつけずに登れます。150m程登ると、前回テントを張った場所。そこから100mほど急な雪壁を登ると見晴らしの良い前山に着く11:30。銀杏峰方向には、左側に大きく雪庇が張り出している。何度来ても、ここからの景色は素晴らしい!大野城が小さく見え、その奥に覆い被さるように越前甲(山心をくすぐる山です)。白山、荒島岳も大きく見える。西方向に部子山が真白くピラミダルな姿を見せている。今年4回来ているが部子山、一度も行けなかった。なかなか手強い山である。(来年は絶対行くぞー)

雪原の向こうに部子山
雪原の向こうに部子山

少し下り、細い尾根の急登を雪庇に注意しながら頂上を目指す。疎林が少なくなり、段々と青空が近づいて来る。ゆるく左方向に進み木々が無くなると、頂上へ続く大きな雪原へ飛び出す。(前回はこの辺りでホワイトアウトの為引き返す)この山は何時も強風が吹いているのに今日は本当に素晴らしい天気です。雪原の向こうに、少し藪の出た頂上が見えてくる。三人ぐらいの先客が休憩しています。少しゆるくなった雪を踏みしめ頂上に到着13:35。三度目の正直ってヤッパリあるんですね!。素晴らしい景色す!!。360°見渡す限りの山々が同じくらいの高さに見えます。南方には、すぐそこに姥ヶ岳。その右奥に福井の名峰・能郷白山。西には雪原の向こうに部子山。北には加越国境の山々・越前甲。東方向すぐ前方にピラミダルな荒島岳。その左、奥美濃の山々から経ヶ岳、覆い被さるように加賀白山連山。珈琲を点てゆっくりこの景色を堪能する。あ~やっぱり山はええな~。

 

昼寝でも出来たくらいゆっくりし下山にかかります13:35。急下降が多いためアイゼンを装着。広い雪原を前方に加越の山々を見ながら進む。前山までは急下降が続きますが、快適に下って行く。前山着14:10。本当に今日は天気がいい。快適な山行もあとわずか。羽衣の松14:45。駐車場15:05。下山後、今年は残雪が多く、ここではテントを張れないので荒島岳の中休登山口へ移動しテントを張り、山行の余韻に浸りました。部子山は来年に取っておきます。