野坂山地・芦谷山~庄部谷山分岐(山ルート)2018.11.3

野坂山地・芦谷山.黄葉山行 2018年11月3日(土)晴れ

メンバー CL.エーちゃん S・Tさん

コース:タイム

山ルート登山口8:23…第一鉄塔8:53…第三鉄塔テラス9:25…縦走路分岐9:45…芦谷山10:45…11:15庄部谷山分岐11:50…芦谷山12:20…山ルート分岐13:20…テラス13:30…登山口14:15 


庄部谷山分岐辺りを進む
庄部谷山分岐辺りを進む

 前回、野坂岳に来たのは10月6・7日。台風が日本海を通過している真っ只中であったが今日は晴れて気持ちが良い。今年は大型台風が多く中止の山行も多い中、今日は初めての山ルートを登るが綺麗な黄葉が期待できそうだ。山集落の外れにある獣除けの柵を過ぎ突きあたりまで進むと関電の作業車がずらっと並んでいた。その中に一台だけ登山者の物と見られる車があった。準備を整え歩き出す。登山道に並行して関電作業用のモノレールのレールが上部まで設置されている。暫らくはそれに沿って進んで行く。沢を渉り暫らくでレールを潜ると道は少しぬかるんで来る。右の小さな沢筋へ向かうと急登になり程なく第一鉄塔に出ると眼下に敦賀の街並みが見えて来る。此処でウェアー調整

眼下に望む敦賀湾と市街
眼下に望む敦賀湾と市街

をする。この先も縦走路分岐までレールが続いている。細い尾根上の歩き易い登山道を進み第二鉄塔を過ぎる辺りからブナの木が現れ始める。第三鉄塔には大きなテラスが在った。見下ろす市街と紅葉は最高!である。さらに急登を進むと千手観音の様なブナの大木が凛と澄ましている。ひと登りで縦走路に出るとそこは、もう黄葉の真っ只中であった。この先は何度も歩いた赤坂山に続く縦走路で迷う事は無いが所々藪がルートを覆い注意が必要だ。この先、細い稜線をアップ・ダウンを繰り返し進んで行く。727mを過ぎ(此処から東へ伸びる雨谷ルートも近い内に登ってみたい)芦谷山手前には台

芦谷山付近の黄葉
芦谷山付近の黄葉

風の影響でブナの大木が何本も倒れルートを塞いでいるので注意が必要だ。芦谷山からは広くなった尾根上をのんびりと黄葉を満喫しながら進んで行く。この素晴らしい黄葉を独り占め(二人)しているのは最高!の気分だ。ゆるく少し下り気味に進むと庄部谷山分岐に着く。予定では庄部谷山まで行く予定だったが、晩秋は日も短いので此処までとする。店を広げ、おにぎりを頬張り珈琲を点てのんびり過ごす。昼寝が出来そうな感じだったが腰を上げる。芦谷山付近で声が聞こえ前方に登山者が見えて来る。追い着くと何と?同じ会のメンバーだった。雨谷ルートを登って芦谷山まで予定らしい。やはり駐車場に止まっていた車であった。山ルート分岐まで来ると後は駐車場まで一直線である。黄葉を満喫した一日だった。この野坂山地は何度も通いたい魅力のある山である。