比良古道踏査 白滝谷~比良岳  2020.6.20

汁谷~白滝谷~比良岳ルート探査  2020年6月20(土)くもり/晴れ

メンバー CL.エーちゃん M・Kさん

コース:タイム JR蓬莱駅7:55…金ピラ道登山口9:25…金比羅峠10:25…スキー場11:00…汁谷11:30…ニシャ谷出

  合12:35…西尾根出合12:53…比良岳西ピーク13:23…13:45比良岳14:05…比良岳分岐14:11…木戸峠14:40…

  打見山15:00--ゴンドラ--山麓駅…JR志賀駅15:45


蓬莱駅から比良を望む
蓬莱駅から比良を望む

 朝、自宅を出る時には未だ比良は黒い雲に覆われていたが湖西線の蓬莱駅を降りると青空が広がっていた!二日間、雨が降りっぱなしだったので少し心配だ。久し振りの金毘羅道を進む。林道を一時間半も歩くので足に来る。途中に金毘羅の清水が落ちているが登山口の奥にも案内がある?一汗噴出した頃、登山口に到着。登山道は”やっぱり”足にやさしいが、朝までの雨で少し湿っている!九十九折れの登山道を”ゆっくり”進む。一昨年前の台風の後は足元が荒れて行くばかりだ!金ピラ峠の先は大きく崩壊していて手前に巻き道が出来ている。注意!が必要だ。大きく掘り

トラバース道から打見山と奥に伊吹山
トラバース道から打見山と奥に伊吹山

込まれた登山道の傾斜が緩くなるとスキー場へのトラバース道に出る。眼前に打見山から少しばかり霞んだ琵琶湖が見える。スキー場に出ると賑やかな声が聞こえて来る。コロナ過も一段落し観光客が一気に増え始めている。少し強い風が吹き抜けていくゲレンデを一気に下る。此処から汁谷までは初めてだ。舗装されて道が汁谷まで続いているが直ぐ左のゲレンデを下ってしまう。小さな尾根の西側を下った様だ?小さな尾根を登り返し見覚えのある汁谷で一本立てる。この先、ニシャ谷出合までは二回登って来たが下りは初めてだ!乙女橋を渡ると登山道になる。今朝までの雨で岩肌や石が濡れて滑りやすく歩きにくい。一回目の渡渉点に着く。やはり水量はかなり増えている。半分靴を濡らし渡渉完了!あと二回の渡渉がある筈だ?前回無かったが濡れた岩肌のヘツリが二度ほど。途中で単独の渓流釣り客が獲物を探していた。その直ぐ後、単独の登山者とすれ違う。急な

比良岳の西1020mピーク
比良岳の西1020mピーク

流れの渡渉を二回で出合に到着で一安心!沢筋を少しの登りで西尾根の取付き点。250mの急登だ!細い尾根の上部は山毛欅の林になっている。静かで”いい”場所だ!が、目印は何もない。此処で右ストックに付けていた熊鈴が無いのに気付く。小さくて良い音色の鈴だったが残念だ。比良岳までは一投足である。進行方向を確認したつもりだが少し南尾根に進んでしまうが直ぐに気が付き釣り尾根方向にトラバース。つり尾根はゆったりしていて気持ちがいい!大きな岩が見えると比良岳(何と?初めてだ)に着く。大きな山毛欅の木?が一本、枝を広げている。暫し珈琲タイムとしよう!初夏の感じで木々の緑が鮮やかで吹き抜ける風も爽やかだ!時間がゆっくり過ぎていく。そろそろ腰を上げよう!縦走路はすぐそこだ。右に折れ少し荒れて登山道を木戸峠へ。此処で高齢の登山者と会うが此のままクロトノハゲへ行くと言うが登山道が崩落していて危険だと伝えると諦めて打見山へ行かれた様である。我々も直接ゲレンデへ。急登の途中、振り返ると登って来た比良岳西尾根が綺麗に見えていた。今回、予定通りゴンドラ下山とする。やっぱり山はええなぁ~!