コメカイ道紅葉山行・ヒジキ滝~地蔵峠 2020.11.3

栃の木の紅葉を愛でる・コメカイ道出合~ヒジキ滝 2020年11月3日(祝)晴れ

メンバー CL.エーちゃん M・Mさん N・Yさん

コース:タイム 朽木栃生バス停9:50…コメカイ道出合10:40…11:45ヒジキ滝12:00…シシ谷出合12:15

    地蔵峠出合12:37…13:04地蔵峠13:40…畑14:45   


栃ノ木の黄葉
栃ノ木の黄葉

 季節は進み冬へと続く途中の一瞬、彩るこの季節は好きである。今年も紅葉を求め考えていたが前回コメカイ道山行の時、栃の紅葉を見に来ようと決めていたのだった。何時もの様にバスを乗り継ぎ朽木栃生下車。登山口から林道を少し登り取付き点へ。前回、青々としていた木々がもう色づき始めている。これは楽しみだ!少しで以前から林道工事中の現場を過ぎ登山道へ。工事はもうかなり進んでいる。尾根を巻くようにトラバースしていくとその先は九十九折れになっている。傾斜が緩くなると449mピーク。倒木を過ぎ少しの登りでコメカイ道出合だ。此処で一本立てる。夏の様に汗をかかないのが最高だ。落ち葉で少し歩きにくくなったヒジキ滝ルートへ足を踏み入れる。ホトラ山の北尾根を巻く辺りは広くなっていて休憩するには丁度の場所の様だが、よく見ないとルートを間違いそうな場所でもある。そこから谷筋へ下って行くような感じで次の尾根を巻くと前方に大きな栃の古木が現れる。期待したが

神秘的なヒジキ滝
神秘的なヒジキ滝

この栃木の黄葉は終わっていた。この先何本も古木が現れて来るが進むほど黄葉が綺麗になって来る。ヒジキ滝に近づくと、さらに黄葉が煌めき、まるで万華鏡のようで見とれてしまう!滝も神秘的で、丁度いい季節に来れたことに感謝である!この先シシ谷出合まで下って行くが取付きの数メートルは注意が必要だ!辺りは黄葉の真っただ中で周りが明るく煌めいている。栃の古木が、その存在を誇るかのように見せつけている。比良の紅葉は何だか”ホッ”とするグラデーションなのだ。暫く写真タイムとしょう!落ち葉で歩きにくい登山道を注意しながらシシ谷出合の二股地点まで降りていく。以前はやぶの中で分かり難かったが、今はすっかり藪も無くルートがハッキリしている。少し上部に地蔵峠まで1㎞の標がある。少し肌寒く、日の差す処で一本立てる。地図でルートを確認する。何度か渡渉を繰り返し500mの標地点。此処が一番間違いやすい!コンパスで進路確認!前回少し間違えた場所だ!二股を左へ進み、急登を過ぎると林道へ飛び出す!と右手にトラロープがある。のり面が崩れているので力任せに一気に登る。後は大きな斜面を巻くように進むと地蔵峠にピンポイントで飛び出すのだ。少し上がった見晴らしの良いところでランチタイム。眼前にはリトル比良から釈迦岳まで望み遠く琵琶湖の湖面が煌めいている。何時もの様に珈琲を点てる。ゆっくり腰を上げる。黒谷下山の予定だったが満喫出来たので畑へ下山する。紅葉はまだまだ続くのである。黄葉満喫の山行だった。やっぱり山はええなぁ~