上信越・黒姫山 2053㍍      2017.8.11~13

メンバー  CL エーちゃん  S・Tさん

コース:タイム 8/11(金)曇り 瀬田5:00ー栗東IC=信濃町ICー戸隠イースタンキャンプ場12:30テント泊

8/12(土)雨 キャンプ場6:40…古池登山口7:05…種池7:20…古池7:30…新道分岐9:00…しらたま平10:05…                                10:45黒姫山11:00…しらたま平11:50…大橋分岐12:30…大橋登山口13:25…キャンプ場13:50・泊

8/13(日)雨/曇り キャンプ場8:00=(北陸道)=栗東ICー瀬田14:00


記録 今年の、お盆山行は上信越を満喫する山行と言う事で、8/11~14まで戸隠山~高妻山・黒姫山・妙高山~火打山を登り尽くす予定でした。が、何処に行っても天候が悪く毎日が雷雨と言うありさまでした。11日はキャンプ場到着が予定より遅れテント設営後のんびり過ごす事にする。やはり夏休みである。周りは家族ずれや若いグループのテントばかりである。明日は雨でも黒姫山を登ると決める。途中で買った、お造りを肴に話も弾むが6時頃から雷雨となる。明日が思いやられそうだ。

幻想的な古池。奥辺りが黒姫への登山道
幻想的な古池。奥辺りが黒姫への登山道

8/12 何とか天気はもっている。高原の自動車道を歩く。大橋登山口を過ぎると間もなく古池登山口に着く。登山届を提出し薄暗い樹林帯へ突入する。初めから登山道は沢の様相。雨水が流れズルズル滑る。種池の案内板があり行ってみると雨が降っているせいもあるが何だか裏淋しそうだ。かなり大きな古池に着く。雨のおかげで幻想的な風景である。晴れていれば黒姫山が見えるのか?古池をぐるっと廻り反対側へ進む。また薄暗い樹林帯へ入って行く。しばらく進むと左側に高層湿原が見えて来る。まるで祖母谷から唐松岳途中の餓鬼の田圃の様だ。この辺りから雨が激しくなりカッパの上着だけ着る。相変わらず沢の様な登山道を進んで行く。何ヶ所か渡渉もある。大橋分岐に着くと先行の二人組が休憩していた。ここでカッパを上下着用。最初は緩く段々と急登になり、もう気も滅入り始める頃少し明るくなった尾根末端に出る。少しで岩がゴロゴロした、しらたま平(なぜこんな名前なのか不思議だ)到着。

黒姫山頂上にて」
黒姫山頂上にて」

黒姫山の外輪山に入り登山道もトラバース気味になって歩き易くなる。奥にピラミッド状の黒い山が見える。あれが頂上かと気もはやるが残念ながら山は大きいのだ。小さなピークを二つ越え少し下ると大池分岐。薄っすらと頂上が見えてきた。十分ほどで黒姫山頂上に着くと途端に一瞬であるが雲が切れ青空が顔を出す。何と言う事でしょう!天が僕達に、ご褒美をくれたのか?滅入っていた気が一変に軽くなったのだった。さあ下山開始。雨は止んだようだ。途中右手に丸い山容の御巣鷹山が雲上に顔を出している。尾根の末端から下降し始めると又ガスの中に入り、もう下るだけである。大橋分岐から林道になりホッとする。後は2・3回林道をショートカットすると登山口に着く。その林道ですごく綺麗なアゲハチョウを見た。色はブルーで初めて見る蝶でした。ほんとに綺麗だった。明日天気が悪ければ撤収しょうと話し良ければ戸隠・高妻山縦走しょうと相談したが、結局翌日も朝早くまで雨模様だったので残念ながら帰る事にする。又機会があれば計画したい物である。