木ノ下谷左岸尾根~木ノ下谷ルート探索

木ノ下谷エリアルート探索   2024年2月17日(土)曇り

メンバー CL.エーちゃん N・Yさん

コースタイム JR大津駅南口7:45…朝日ヶ丘登山口7:55…290mピーク8:26…水車谷不動尊8:43…木ノ下谷左岸

   尾根…東海自然歩道出合9:40…音羽山10:05…10:18路傍休憩所分岐10:50…木ノ下谷…水車谷出合11:35…

   水車谷火の用心分岐11:45…16番鉄塔12:05…420m火の用心分岐12:10…BBC横登山口12:40…JR膳所駅13:05


少しだけ琵琶湖が見える
少しだけ琵琶湖が見える

 二月に入ったばかりだと言うのに三寒四温で早くも春の気配が漂い始めるが朝はまだまだ寒い。今回も音羽山はどんな顔を見せてくれるのか期待しよう。名神高速を潜ると朝日ヶ丘の登山口。此処は前回と反対方向の左手の朽ちた林道を進む。直ぐ下を”ひっきりなし”に車が走り奥には琵琶湖が。さらに進むと林道の分岐。此処は正面の谷筋に取り付こう。少しの登りで朴ノ木が2本。葉を落とし一面が白い。谷筋から尾根筋に変わり一登りで290mピークに着く。其のまま急斜面を水車谷方向に下って行く。この先、今日一番の核心部。沢を渡渉し水車谷不動尊の裏から木ノ下谷左岸尾根に取り付く。トラロープがあるが手前をトラバースし登り易い所を探が何処も急斜面が待っている。最初の50m程は四駆を駆使するほどの急斜面だ!傾斜が緩くなると左側から細い尾根が近づいて来る。細尾根は上部で合流し更に進むと広く丸いピークに着くが、その先も急登が続く。やっと

頂上から何時もの風景
頂上から何時もの風景

傾斜が緩やかになり自然歩道に出るかと思ったその手前に不思議な大木を見つける。どう見ても一本の株から8本ほど幹が立ち上がっている。根っこの幹回りは3m程ありそうだが新しい発見である。音羽山は結構楽しませてくれる。一登りで登山道に出た。ゆっくり歩き始めると後ろから高校生だろうか?大きなザックを担ぎ足早に数人が抜いて行く。音羽山に着くと大勢の登山者で賑やかだ。話し掛けると守山高校の山岳部で逢坂山からタイムトライアルの訓練らしい。早い人は40分位で登るらしい?それもザックには満タンのペットボトルが数本。高齢者には真似する事は出来ない!何時もの様に路傍休憩所分岐まで戻り一本立てる。少し陽が差すと暖かい。珈琲を点てるこの時間が結構好きだ。

珈琲タイムを満喫していると目の前を先程の高校生達が通り過ぎて行く。さあ此方も腰を上げるとしょう。此処からは前回登った木ノ下谷を下るのだ。倒木や崩落地帯が多いので注意が必要だ。広い木ノ下谷を一気に下ると倒木地帯に突入。その先の石積堰堤は一部が崩落していて慎重に下る。さあ一番の崩落地帯だ。倒木に隠れていたがその中に古い石積の堰堤が隠れていた。崩れている右側を抜けると核心部も終わる。右岸を進むと水車谷との分岐に着地する。下山は前回と同じく16番鉄塔から諸子川源頭部へ。音羽山には何時も新しい発見がある。次回は何処を探索しょうか?楽しみなのだ。