今年は例年になく梅雨明けが早かった。猛暑が続いていたが今日は下り坂で少し気温が下がりそう？比良にはガスが掛かっているが北小松駅に降り立つと夏の太陽が照り付けている！湖岸道路沿いを鵜川の取付きまで進む。湖岸に照り付ける日差しはジリジリ暑い！もう汗がドッと噴出してくる。獣除けの柵を二か所過ぎると少しで進路を左へ。切り開きの先に鉄塔が見えて来る。ルートは分かり難いが次の鉄塔が見えると牛山東尾根の取付き点。手前の木陰で一本立て「塩分」補給！夏場の登山は「これが」大事なのだ！無理やり尾根に取り付く。暫くは踏み跡があって歩き易いが、急登になるとルーファイが必要になる。大きな岩が見えると東尾根は近い。振り返ると眼下に琵琶湖が近い。斜面が緩くなると前方に次の大岩が、それを乗り越すと尾根に出た。もう暑さでバテバテ！しかし尾根は歩き易く少し

楽になる。今日の目的は鳶岩なのでどんな所か期待が膨らむ。此処まで来ると赤テープの目印が多くなる。１５０m程登ると青いテープにローマ字でTOBIIWAと書いてある少し太い木がある。尾根を離れ左の急斜面へ足を踏み入れる。距離は少しだが斜面のトラバースは注意が必要だ。前方が少し明るくなり岩が見えて来る。その先に、まるで舞台の迫り出しの様な鳶岩がある。眼前に広がる琵琶湖の絶景はまるで絵画を見る様だ！今まで見た比良山系の中でも一番のロケーションである。暫し時の経つのも忘れていた。