比良山系・堂満岳1057m 2016.2.13

メンバー CL.T・Yさん SL エーちゃん K・Tさん K・Aさん A・Kさん

ルート・タイム

イン谷8:10…ノタノホリ8:50…615m9:34…690m9:58…840m登山道合流10:45…11:30頂上12:00…合流地点12:25…13:45ノタノホリ14:00…14:30イン谷

 


静かなノタノホリ
静かなノタノホリ

 天気予報では春の嵐で、土日かなり荒れるという情報を得て他の山行は中止らしい。が、山の天気は行ってみないと分らないので、大雨なら引き返す予定で出発。イン谷登山口には人の気配が無く少し暖かい。何とか下りて来るまで天気が持つ事を祈って歩き出す。橋を渡り、ゆるく下って行くと舗装路に出る。右に折れ古びた別荘地を抜けると登山道が始まる。20年ぶりのノタノホリ着。ほとんどその時の記憶はない。少し進んだ所が分岐。真直ぐ下りて行くと堂満小屋方面に行くが、先はどうなっているのか?480m付近から登山道を離れ左手の直登ルートに入る。二月と言うのに此の辺り全然雪が無い。やはり暖冬の影響なのかな。

左側が切れ落ちた細い尾根を、ゆっくりと登って行く。例年なら積雪の為ナイフリッジになっている筈です。615mピークから鞍部まで20m程下り細い尾根を足元に注意しながら850mの登山道合流地点を目指し進むと、やっと雪が現れる。樹林帯を抜ける辺り、雪の斜面を喘ぎながら直登する。リーダーのT・Yさんは此処で待っていると言うので(少し膝の調子が悪いため)他のメンバーは、頂上を目指す。時折青空も見え薄日が差して来る。かなりの急登。しかも登山道の雪はあちらこちらで凍っている。下りは少し怖いなーと言いながら進む事30分。前方に赤テープが揺れているのが見えると、そこが頂上です。風も無く穏やかな頂上でランチタイム。ピークを進むと大きな雪原になっています。堂満岳の道標を囲んで記念写真を撮る。

此処で二人はアイゼンを装着。急斜面を降りて行く。25分でリーダーと合流し、登りと違うルート(登山道)で下山開始。男女三人組が大きなザックを担ぎ登って来る。八雲ヶ原でテント泊するらしい。春の嵐になるので気を付けてと伝え、すれ違う。さらに進むと、何処かの山岳会の団体か?15、6名全員がアイゼンにピッケル姿で登ってきます。日帰りの冬山トレーニングだそうです。沢筋を下り雪が無くなると落ち葉を敷き詰めた歩きやすい登山道になる。ノタノホリで、賑やかなおじさん三人組に遭遇。下の別荘に泊まっていて、酔い覚ましに来ているようです。平和ですね。別荘地を過ぎる頃パラッと雨粒が落ちて来ました。そのまま緩く最後の登りを過ぎ橋を渡ると登山口に無事帰ってきました。雨にも遇わず、予報に反して穏やかな山行が出来たのも、日頃の行いか?皆さん有り難うごました。              やっぱり山はええな~