比良山系・堂満岳8月  2017.8.27

堂満岳古道を下りる 2017年8月27日(日)晴れ

メンバー エーちゃん I・Mさん K・Yさん K・Kさん

ルート・タイム JR比良駅8:00…桜のコバ8:40…ノタノホリ9:12…950m10:45…11:00堂満岳11:30…

     ノタノホリ分岐12:50…(廃道)深谷分岐13:15…JR比良駅14:00


 今年の夏は天候不順で7月中旬から、ずっと悪天続きであった。先週も雨で延期。この日やっと太陽が顔を出した。湖西線の比良駅を降りると正面に目指すピラミダルな堂満岳が眼に入る。集落を過ぎ湖西道路を潜る。イン谷には行かず比良川右岸の林道の、もう一段上の林道を桜のコバへ進む。ひなびた別荘地の奥から登山道が始まる。ガレた道を登って行く。沢筋に出ると程なくノタノホリに着く。池の水面を水草が覆っている。600m付近までは東稜尾根をトラバース気味に進む。樹林帯の中であるが時々爽やかな風が吹き抜ける。もう秋の気配を感じる。急な登山道を登りきると大きな岩が点在している冬季ルートの分岐に着く。さらに進むと去年スズメバチの巣があり遠回りした場所に出る。今年は大丈夫みたいだ。900mから最後の急登。ゆっくり足を進めシャクナゲが現れると右側を巻くと直ぐに堂満岳の狭い頂上に着く。冬季は景色が良いのだが夏場は疎林が邪魔をして琵琶湖の一部しか残念ながら見えないのだ。何時もの様に珈琲を点て暫し景色を堪能する。下り始めは45度位の急下降で注意しながら進む。600m辺りでトラバース道と沢筋へ下りる道との分岐があるがトラバス道へ進んで行く。今年の残雪期に沢筋へ下り大変な目に遭ってしまったのだ。ノタノホリ分岐から核心部の深谷へ右折する。歩き出しはハッキリしているが大きな堰堤から先は分り難くなり三つ目の堰堤手前で、目の前の沢を渉ってしまいそうだが渡ってはいけないのだ。倒木を跨ぎツルや枝をかき分け堰堤を5つ過ぎると登山道に出る。後は駅まで一直線だ。久し振りに気持ちの良い山行だった。