ホッケ山で雪庇を見よう・東南尾根直登 2021.1.11

ホッケ山直登ルート・ホッケ山の雪庇を愛でる  2021年1月11日(月)雪のち晴れ

メンバー  CL.エーちゃん M・Mさん Y・Tさん

コース:タイム  JR蓬莱駅8:00…尾根取付き点8:40…470m峠地点9:15…720m.10:05…12:00ホッケ山直下12:50

    …630m…取付き点


薄く霧氷が付いている
薄く霧氷が付いている

 もう一週間になるが、まだまだ寒い日が続いている。蓬莱駅を降りると比良の山は雪雲に覆われガスの中である。取り付きは何時もの貯水タンクではなく、手前の沢に架かる橋を渡り尾根に取り付く。橋の横に獣除けのゲートがある。少し白くなった沢沿いを進むともう一箇所ゲートを越える。右に折れると下方に大きな貯水池が見える辺りから笹薮を抜け植林帯に入る。この季節は下草も無く歩き易い。何時もの峠地点を目指し適当に登って行く。左下方に大きな堰堤が見て来ると峠は近い。何時ものルートなら堰堤を潜るのだが、このルートは安全で快適だ!一本立てた後、急登に取り付く。雪は薄く今までより歩き易く作業道や獣道を進む。登るにつけ雪が多くなる。700m辺りから倒木地帯に突入!ワカン装着。少し緩くなった尾根を進むと900m辺りの岩稜帯。雪質もパウダースノーに変わる。この岩場は右から攻めては危険である!岩稜の手前まで直接進み左へ巻いて行くのが正解だ。950mから最後の急登!フカフカの雪で少し歩きにくいが気持

ホッケ山の雪庇(今年は未だ成長途中)
ホッケ山の雪庇(今年は未だ成長途中)
霧氷に青空は良く似合う
霧氷に青空は良く似合う

ちが良い!同行のレディースは、”はしゃぎ”まくり!上部の疎林に薄っすらと霧氷が付いていのが見えテンションが上がる!1000mを越えると一面霧氷林に変わる!ホッケ山の雪庇はどうだろうか?今回の山行目的は雪庇がどれくらい育っているか見る為である。直下まで一投足!少しガスが切れ雪庇が見えるが残念ながら少し崩れている。まだ小さな雪庇だった!この後、何と青空が顔を出して来たのだ!全員テンションMax!で写真を撮りまくりだ!まだ薄い霧氷だが日が差すと素晴らしい世界が広がる。暫し時の経つのも忘れ今シーズン初めての霧氷を満喫したのだ!自然が織りなす風景は素晴らしい!さて、そろそろ下山しよう。積雪期の下山は一気だが最後の急下降は雪が薄く注意が必要だ!今日は最高のスノーハイクだった。仲間に感謝!