昨日から秋の高気圧が張り出しグッと涼しくなった。先週までとはえらい違いだ。御用池の近くではススキが穂を付けている。それでも鳴滝不動尊に着く頃にはジワッと汗をかいている。三週連続このエリアだ！相模川左俣沢沿いを歩き出す。昨夜の雨で登山道は湿っている。直ぐに右股沢の分岐。今日は牛尾山方向に直進だ。明るい沢筋を渡渉や遡行を繰り返し進むと左岸に大きな岩が現れる。岩の上には、しめ縄のある御神木。何を祀っているのだろうか？暫く右岸を進むと倒木地帯に突入。急斜面を詰めると登山道に出る。少し南方向に進んだ所が牛尾山だ。この先の牛尾観音は初めてのルート。思ったより急下降が続く。450m辺りで尾根芯を外れ南側の谷方向へ下って行く。後の登り返しでは此処へ登って来る筈なのだが？牛尾観音手前は少し急斜面で注意だ。参道の長い階段を避けコンクリで出来た枕木を敷き詰めた登山道？で下山。黒い鳥居のある参道入口に着いた。一本立てよう。

音羽川沿いを250m程下った所が牛尾山北尾根の取り付き点。目印など無い。見上げるとかなりの急斜面。適当に四駆を駆使し登って行く。足元はガレガレで助けになる木もあまり無い。まるで仙人窟を登っているような感じだ！ズルッと行けば下まで一直線。一歩づつ慎重に！しかし150m程急斜面を進むと少し広い所があった。少し休憩しょう。後は傾斜の緩くなった尾根を進むと先程の方向転換地点に出た。この登りが今日一番の核心部だった！牛尾山までは楽ちんだ。頂上でゆっくり珈琲タイムとしょう。吹く風は爽やかで気持ちが良い。時々ハイカーが通り過ぎて行く。後は下るだけだが気を引き締めよう。パノラマ台を過ぎ登り返すとP546ピーク。少し下りかけた所が相模川左股沢右岸尾根取付き点分岐。黄テープが目印。450m迄は緩やかに下って行く。途中500m辺りで尾根の分岐には注意しょう。400m~350mが一番の急斜面足元が崩れやすく緊張する所だ！尾根の突端迄来ると右斜面をトラバースし登山道に着地する。一投足で鳴滝不動尊に到着した。三週連続、鳴滝不動尊エリアのバリルートを探査出来た事に感謝です！まだまだ面白い所がありそうで楽しみなのである。