加西アルプス・善坊山∼笠松山八の字周回 2023.1.21

兵庫県・加西アルプス 善坊山∼笠松山 2023年1月21日(土)曇り時々晴れ

メンバー CL.エーちゃん N・Yさん

コース:タイム 播磨下里駅10:40…本丸登山口10:50…11:15善坊山11:20…分岐11:45…吊り橋11:53…笠松山

              12:30…12:40東屋13:05…大柳ダム湖分岐13:28…馬ノ背13:45…分岐…林道14:15…14:32播磨下里駅


駅近くから善坊山を望む
駅近くから善坊山を望む

 JR加古川駅から二回乗り継いで北条鉄道播磨下里駅で下車。何と3時間半余り電車に揺られていた!駅舎が文化財に指定されていて見るから年代を感じさせている。歩き出すと雪がチラつき寒風が吹いてくる。本丸登山口まで舗装路を進む。前回の摩耶山に続き兵庫県の山は2度目。兵庫県のアルプスは低山だが岩稜帯が多く興味津々。登山口の標を右に折れ林道を進むと直ぐ岩肌が見えて来る。加西アルプスの山体は大きな岩稜で出来ているらしく岩肌がむき出しになっている。急登の先に第二頂上。もう一段登った所が善坊山頂上。地元の人の話によると昔の城跡だった様で色々話を聞かせて頂いた。見晴らしが良く下からは何処かで運動会でもしているのかスピーカーの声が大きく聞こえて来る。頂上を後にし先へ

まるで槍ヶ岳の様な笠松山
まるで槍ヶ岳の様な笠松山

進むと結構な急下降だ。緩やかになると分岐点。その先の小ピークから眼下に吊り橋が見える。結構ハイカーが多く老若男女多彩である。前方奥に笠松山が槍ヶ岳?の様に見える。中々堂々としている。吊り橋まではアッと言う間。橋の上は寒風が通り過ぎている。渡りきると眼前に大きな岩が行く手を塞いでいるが難なくクリヤー。直登ルートもある様だが右に大きく巻いて行く。笠松山手前は細い岩稜を進み少しの登りで着き頂上には展望台がある。多くのハイカーがランチタイムを満喫しているので先へ進む。急下降の先を登り返すと東屋がある。此処で”おにぎり”タイムとしょう。若いカップルが休憩していたので少し話をする。姫路から来たと言い比良にも行った事があると。このブログを宣伝しお別れ。爽やかな二人だった。

馬の背を進む
馬の背を進む

此処から100m程急下降。下部は丸太階段だが掘り込まれていて歩き難い。林道を右に進み馬の背分岐へ。少し通り過ぎ戻って来る。標は少し奥で分かり難いので要確認だ。此処も急登だが15分ほどで馬の背に到着。岩稜むき出しで見晴らしも良い!景色を楽しみながら”ゆっくり”しよう。この山体全体が石灰岩で出来ているのか?カレンフエルトの様で歩き易い!小ピークを幾つか超えると下山道分岐。途中で遠くに瀬戸内海と淡路島が見えた。善坊山の西の尾根を下り林道を右に折れると正面のグランドで播磨地区の駅伝競走の記録会が開催されていた。山上で聞こえていた音はこれだったのだ。歩道を歩いていると選手たちが抜いて行く。歓声もすごい。公民館手前を左に折れ播磨下里駅へ。予定より一本早い電車に乗れそうだ。加西アルプス、低山でも登り応えのある山であるが山行時間と片道の電車の乗車時間が同じなのがチョッとネックだろう?兵庫県には何々アルプスが沢山ありアルプスの岩稜帯とは違うがハマってしまいそうだ!満足感に浸りながら電車に揺られ帰路につく。加古川駅で途中下車しクールダウンに突入したのは言うまでもありません。満足満足‼

笠松山
笠松山