日本で一番低い小野アルプス縦走 2023.3.11

小野アルプス全山縦走・高山~紅山~南野山  2023年3月11日(土)快晴

メンバー CL.エーちゃん N・Yさん K・Aさん

コース:タイム  JR市場駅9:42…ゆぴか登山口…高山10:10…日光峠10:20…前山10:30…愛宕山…安場山10:48…

     総山11:25…アンテナ山…惣山11:50…11:53展望台12:15…12:45紅山13:10…岩山…宮山13:56…南野山…

     福旬峠14:05…14:57JR小野町駅


展望台から紅山を望む
展望台から紅山を望む

 最近、兵庫県の山に興味が湧いてきている。今回は日本で一番低いと言われている小野アルプスの縦走だ。その中でも核心部は紅山の岩稜らしい?どんな所か楽しみだ。JRを乗り継ぎ約二時間半、市場駅に下車。電車の対面には3人組のレディース。どうも同じ小野アルプスに行くらしい?何処かですれ違うかも知れない?駅前の静かな集落を抜け、ゆぴか登山口へ。少し霞んではいるが快晴で気持ちの良い絶好の登山日和だ!温泉施設にはもう何人も並んでいる。その奥に登山口がある。直ぐに分岐だが右方向で先ず高山を目指す。この縦走では大小15程のピークがある。低山だが気合を入れないとバテてしまうだろう?高山から緩く下ると日光峠。小野町方面に行くと温泉施設があるらしい。階段状の急登を進むと林道に出る。その突き当りが前山だ。瀬戸内海が見える筈だが生憎、霞んでいて見えない

前山から南方向
前山から南方向

一旦下り登り返すと水平道。その途中に愛宕山の表示板。まだ前半戦で余裕がある。”ホーホケキョ”春を告げる鶯の鳴き声がする。これで桜が咲いていれば”春爛漫”だ。次のピークは安場山。今日一日、ピーク毎に50~100m程アップダウンを繰り返す。無名ピークを下るとアザメ峠に出る。此処は舗装路で左に少し進むと総山登山口がある。緩やかな斜面の明るい樹林帯の先に急な階段状の登り。細尾根の急登の先にアンテナ山。前方に惣山と、その右突端に見晴らし台が見える。もう”シャリバテ”寸前だが展望台を目指す。釣り尾根の先に広い頂上の惣山。右に進みアルプス展望台へ。

紅山の岩稜を望む
紅山の岩稜を望む

ゴツゴツした岩稜の先に展望台がある。櫓の下の日陰で”何と”電車で会ったレディースがお店を広げている。もう紅山に登ってい来たらしい。大阪の山仲間らしく少し話をする。此処からの眺めは素晴らしく正面に紅山の岩稜が見え後ろには歩いて来た山々が続いている。おにぎりを胃袋に詰め景色を満喫。珈琲タイムは紅山頂上と決めレディース達とお別れ。惣山に戻ると今日一番の急下降が待っている。小野富士と言われているだけあって”かなり”の急斜面で注意が必要!最鞍部の林道迄一気だ!樹林の間から見える紅山は聳え立っている。登り返し巻いて行くと岩稜の末端に出る。

紅山の岩稜
紅山の岩稜
見下ろすと登山者が小さく見える
見下ろすと登山者が小さく見える

見上げる岩稜は赤みを帯び”どっしり”構えている。歩き出すとグリップも効いているので難なく頂上へ。途中から見下ろす高度感がすごい!恐怖感との戦いだ!頂上で”ゆっくり”珈琲タイムとしよう。頂上は少し賑やかで恐怖のあまり此処で戻るグループもいる様だ。直ぐ近くに中国道が通っている。爽やかな風と素晴らしい景色を満喫し腰を上げる。少し先の岩稜から先ほど登った岩稜が直ぐ先に見える。中々スリリングだった。左に中国道を見下ろしながら岩稜を巻くと西紅山に着く。此処には夫婦岩が祀ってあった。この先、登山道は細くなり笹やシダが邪魔をする。季節が進めば藪漕ぎ地帯になるだろう。岩山、宮山、南野山を過ぎると舗装路が見える。程なく福旬峠に飛び出した。後は小野町駅まで右手に小野アルプスを眺めながら舗装路を”のんびり”歩くだけ。たった200m未満の連山だが何と累積標高差は800m近くあったのは驚きである!小野アルプス侮れないぞ!兵庫の山に”どんどん”ハマってしまう!