10年に一度の寒波到来で一面が真っ白な雪景色。JR蓬莱駅で下車すると10㎝以上の積雪。見上げる比良の山並みは白銀の世界。志賀中のグランド横から取付くが、もう30㎝以上の積雪だ。尾根取り付きまで三ヶ所の獣除け柵があるのを忘れていた。扉を開けるのに結構時間が掛かる。やっと着いた取り付き点まで何時もの倍の時間。かなり体力消耗！新雪は手強い！此処でワカン装着し樹林帯へ突入！何時もの峠手前470ｍピーク迄更に１時間かかる。此処から急登の始まり。気合を入れ踏み出すもワカンを装着していても新雪に足を取られ沈み込んでしまう。交互にラッセルしながら720ｍ辺りの倒木地点を目指す。喘ぎながら”やっと”辿り着いたピークでは12時になっていた。この先、倒木地帯を過ぎ更に”いやらしい”岩稜帯その先、最後の急登が待っている。此のままだと雪庇に辿り着くまで後２時間は掛かるだろう？と思い残念ながら此処で敗退宣言！一年振りのラッセルはほろ苦いものとなった。ホッケ山の”あの”素晴らしい雪庇を見られるのは何時になるのだろうか？次回こそ⁉