小女郎ヶ池~蓬莱山~キタダカ道 2021.8.11

薬師ノ滝~小女郎峠 2021年8月11日(水)晴れ

メンバー CL.エーちゃん M・Mさん

コース:タイム JR蓬莱駅7:45…堰堤8:40…薬師ノ滝…七本杉10:10…小女郎峠10:50…10:55小女郎ヶ池11:20…

                     クロトノハゲ13:37…JR志賀駅前琵琶湖畔14:20


蓬莱駅ホームから比良を見上げる
蓬莱駅ホームから比良を見上げる

 オリンピックが終わった途端に3個の台風が日本付近を駆け抜けて行った!今夜から一週間ほど大雨の予報が出ている。今日だけ晴れマークが。よっし!比良へ行こう!久し振りに蓬莱駅下車。見上げる比良連山には少し雲がかかっている。八屋戸の集落を進むと少し変わった向日葵が迎えてくれる。堰堤までは思いの外、日影が多く涼しい。それでも汗がジットリとして来る。登山道に足を踏み入れると少し濡れている。どうも昨夜雨が降った様だ?沢の音が聞こえて来ると薬師滝分岐。久し振りに見に行こう。見上げると3段の滝に見えるが上部にもう一段ある様だ?水量が多く迫力がある。暫くの間マイナスイオンに浸っていた。MMさんは初めて見る薬師ノ滝に感激していた!登山道に戻り進むと直ぐ沢の遡行があるが青い取水タンクを目印に進もう。

小女郎ヶ池
小女郎ヶ池

二度目の渡渉で右岸へ。この辺りも来る毎に荒れている。岩のガレ場を進む。青ガレの様な雰囲気だ?最後の渡渉点で左岸の急斜面に取り付く。沢筋もそうだが七本杉まではルートが崩れている所もあるので注意が必要だ。急斜面をトラバースすると前方に大きな杉が見えて来る。此処には20年以上?前からマウンテンバイクが置いてある。いったい誰が?どの様にして置いたのか?不思議である。暫く呼吸を整え最後の急登に取り付く。所々に旧道があるが、ほぼ直登気味に新ルートが付けてある。深い掘り込みの細い、まるで岩登りの様な感じで進む。傾斜が緩くなると小女郎峠に飛び出す。数年前の冬以来の池畔で珈琲タイム

マザーレイク
マザーレイク

此処まで来ると、流石に登山者が多い。笹原を風が引き抜け爽やかである。しかし、笹原の背丈が以前よりかなり低くなっている?これも鹿害か?蓬莱山まで続いている。そのうち無くなってしまうのか?心配である。打見山までは観光地になっていて親子連れや若いグループの人達であふれている。足早に進みキタダカ道分岐へ。足を踏み入れると急に静かになる。クロトノハゲ手前は一部崩落している所もあるので注意が必要だ。番屋岩を過ぎると一投足で天狗杉に着く。途中足元にホトトギスが咲いていた。初めての対面である。下って行くとヒグラシの鳴き声が聞こえて来る。何だか夏の終わりを感じるのは私だけだろうか?木戸の集落を抜け一気に琵琶湖畔まで。持参の缶ビールでカンパーイ!波打ち際で山行の余韻に浸っていた。雨も一日降らずに済んだが翌日から秋雨前線の影響で至る所で豪雨になり災害が発生。早く収まりますよう願います。