ヤケオ山東尾根P761直登ルート 2019.12.7

ヤケオ山東尾根P761馬ヶ瀬国有林直登 2019年12月7日(土)曇

メンバー CL.エーちゃん S・Tさん

コース・タイム JR北小松駅8:00…林道終点尾根取り付き8:20…鉄塔8:32…岩稜帯9:20…P761.10:30…展望台

  11:00…ヤケオ山11:20…P761.12:15(中井新道)…JR近江舞子駅13:50


初冬の山脈を目指して(STさん)
初冬の山脈を目指して(STさん)

 湖西線の近江舞子を過ぎる辺りからヤケオ山に続く細い尾根が見えて来る。以前から期待していた尾根だ!”やっと”この日がやってきた!がらんとした北小松駅から歩き出す。線路沿いを少し戻り高架を潜ると前方に少し雪を被った比良の山々が見えて来る。三本目の畦道にある獣除けの柵を開け鉄塔に向かうと奥に又、柵がある。その少し先にある鉄塔巡視路が取付だ。第一鉄塔までは、しょっぱなから急登だ!が、鉄塔からは、あまり見た事が無い様な風景が広がる。薄く靄がかかった様な”ふわっ”とした感じだ。少しで第二鉄塔。傾斜が少し緩くなると右手

下部に続く大きな古道跡
下部に続く大きな古道跡

に深い掘り込み状の古道が東の谷筋へと続いている。今回は無理だが次回この先を探索してみよう。やがて尾根は段々細くなり岩稜帯の様相になる。ナイフリッジの感じだ。350m辺りで左に行けそうな感じだが此処は尾根を着実に進む。ルートは細く少し緊張する場所だ。尾根が少し広くなると進路を真西に取る。此処からP761まで約300m藪の急登!が始まる。少し汗が出始めた頃、青い苔生した岩がゴロゴロした場所に着く。この辺りを南方向にトラバースすると中井新道と合流するはずだと思う?藪の急登を木の根を掴み枝を掴み格闘する事一時間。やっと!P761に飛び出す!

真冬の装いの蛇谷ヶ峰
真冬の装いの蛇谷ヶ峰

此処からは中井新道で何度も歩いているルートだ。先の890mまでは新雪の尾根を一投足である。此処からの眺めは最高!だ。一度雪中テン泊したいと思っている。北に見える蛇谷がもう真冬の様相で白く輝いている。福井方面の山脈は”やはり”冬の顔をしている。正面のヤケオ山が凛として男前だ?この場所を展望台と呼んでいる。枯れたススキをかき分け(この辺り左側は崩落している)新雪の気持ち良い尾根を進むとヤケオ山に着く。貸切のピークを満喫し下山しようと思った時、北小松から登って来た二人の登山者と合う。少しの会話の後、中井新道を一気に下山!満足の山行であった!