キタダカ谷左岸尾根直登ルート 2022.3.20

キタダカ谷左岸尾根直登ルート  2022年3月20日(日)雨/曇り/雪

メンバー CL.エーちゃん M・Kさん

コース:タイム JR志賀駅8:28…420m分岐9:25…大ヒノキ9:45…崩落地点10:32…大岩10:50…11:05登山道1:40…

       420m分岐12:35…320m分岐13:15…JR志賀駅13:55


1000mから上は新雪で白い
1000mから上は新雪で白い

 朝方、西の空低く満月が輝いていた。今日の天気はどうだろう?湖西線の電車が堅田を過ぎると雲行きが怪しくなって来る。駅から見上げる比良は黒い雲に覆われ上部では雪が降った様だ。雨がパラパラ降り出し久し振りに合羽の出番。木戸の集落を過ぎ二つの堰堤を越えると分岐に到着。途中で鹿の角が落ちていた。先週と同じ所から尾根に取り付く。掘り込まれた登山道をトラバース気味に進むと直ぐに尾根に出る。此処から荒川方向に進む作業道が続いている。尾根の芯に踏み跡がある。暫くは倒木が多いが傾斜が緩くなると大きなヒノキが眼前に現れる。先週は前方の尾根に取り付いたが今日は前々回

疎林の間から見る烏谷山方向
疎林の間から見る烏谷山方向

と同じように急登を避け580m辺りを目指す。トラバース気味に進むが結構な急斜面。キックステップで登る感じだ。650mまで急登すると傾斜が緩くなるが倒木や馬酔木が邪魔をし歩き難く、おまけに氷雪が降って来た。720mで進路を西へ。この先、倒木地帯!崩落地のナイフリッジが目の前に。丁度、天狗杉上部だ。前回は積雪の為左側に巻いたが”やっぱり”直進は無理な様だ。倒木や岩・馬酔木と格闘し崩落地点を通過。この先、登山道迄140m

程の登り。地図上は緩やかに見えるが結構な急登だ!しかも雪が解けた直後で落ち葉が”べったり”濡れていて滑る。三個の大岩が見えると登山道は近い。時おり日が差すと山毛欅が青空に映える。残雪の上に新雪が薄っすら積もっていのを踏み最後の急斜面を登り切る

陽光に光る山毛欅
陽光に光る山毛欅
思ったより残雪が多い
思ったより残雪が多い

と登山道に飛び出す。クロトノハゲ方向に進むが北斜面には残雪が”たっぷり”。ズボルので進むのを諦め雪の降る中一本立てる。そう言えば此処まで殆ど休憩なしだった。”おにぎり”を胃袋に入れ珈琲タイム。Mさん持参の”みたらし団子”を頂く。甘くて美味しい!下山はピストンの予定だったが足元も悪いので登山道で下山する事にする。左岸尾根の下山は次回に持ち越しだ。下山途中で若者のグループに出合う賑やかだが足元はスニーカーでゴンドラ下山らしいが大丈夫だろうか?天狗杉を過ぎ思ったより早く朝の取り付き点に着く。朝通った作業道を尾根芯まで進み其処から下山する。340mで分岐点。先へ続いている様だが登山道へ戻る。堰堤上部から琵琶湖が綺麗に見える。木々の枝先には新芽が顔を見せている。時間も早いので駅前でクールダウンと行くか?お疲れ様でした。感謝!