比良の古道を歩く 畑~須川峠~植谷峠~蛇谷ヶ峰・周回  2019.4.27

比良古道・廃道シリーズ 畑~須川峠~植谷峠~蛇谷ヶ峰 2019年4月27日(土)雨.霰

メンバー 8名

コース:タイム JR近江高島駅7:27(バス)ー畑8:10…450m8:50…須川峠10:00…P81611:10…11:45反射板

 12:10…蛇谷ヶ峰12:20…須川峠13:30…林道柵14:40…畑バス停15:20

 


綺麗な虹が迎えてくれた
綺麗な虹が迎えてくれた

 JR湖西線の車窓から比良の山肌に綺麗な虹が架かっている。と、言う事は雨が降っているのだ。時折青空が顔を出すのだが畑のバス停に着くと雨模様。出だしから合羽を着る羽目に。今日は県連会長のお誘いで県内三つの会員八名が集まった。集落を抜け畦道に入ると沢筋を進む。此処も例外なく倒木が多い。獣除けの柵を潜り林道に出る。少し左へ進むとボボフダ峠の標がある。沢筋を登って行くが山肌には古く朽ちた棚田跡に杉が植林されている。最初の出合いは右へ進む。反対へ渡渉し細い尾根に取り付く。この辺りまで棚田があったようで少し歩き

蛇谷ヶ峰頂上からリトル比良と琵琶湖
蛇谷ヶ峰頂上からリトル比良と琵琶湖

難い。登るほど、ルートがハッキリし飛び出した所が須川峠(ボボフダ峠)。武奈ヶ岳から蛇谷ヶ峰への縦走路の交差点だ。植谷峠へは横谷の源流部までトラバース気味に下りて行く。この先、小さな支尾根が入り組んでいるので地図読みが大事である。大きく左方向に巻きながらP816目指し急登する雰囲気だ。上部が細くなって来ると、やっと芽吹き出した木々の疎林になる。見晴らしはいいのだが風が強く体温を奪われる。P816手前のピークだと思っていたピークはP816だったので植谷峠に戻る気になれず今回は残念ながらパスしてしまった。ナイフリッジの様な尾根を進み広くなって来ると反射板に着く。

遠く武奈ヶ岳は上部が少し白くなっている!寒いはずだ。蛇谷ヶ峰には一旦下り登り返すと眼前に琵琶湖を望む頂上に着く。強風の中、記念写真!数人のグループが腰を下ろしている。進路を南に取り下って行く。850mで東方向直角に折れる。真っ直ぐ進んではいけない。急下降だ!疎林の中、緩く下って行く。P702手前で左の古道に入るが直ぐに気付く。どうも滝谷に下りて行くようだ?暫らくで須川峠に着く。後は一気に下るだけだが登るより下りの方が難しい。何度かの渡渉をルートを少し迷いながら無事下山出来た。虹から始まり雨や雹に遭いながらも楽しい山行であった! 感謝!