折立山西尾根(ドン谷左岸尾根)~ホッケ谷右岸尾根探索

折立山~権現山エリア探索 2023年11月26日(日)くもり/晴れ

メンバー CL.エーちゃん N・Yさん T・Mさん

コース:タイム  平バス停9:30…近畿自然歩道…折立山西尾根取付9:50…650m10:05…10:30折立山10:40…アラキ

   峠10:50…11:15権現山11:45…ホッケ谷右岸尾根分岐12:00…ホッケ谷分岐12:25…尾根末端13:10…14:00JR蓬莱駅


権現山直下から
権現山直下から

 どんだけ好きやねん折立山?と言う事で今回三連チャンである。珍しく細川迄のバスは満員だった。殆どが武奈ヶ岳へ行くみたいで平で下車したのは数人だった。前回と同じく自然歩道権現山登山口を見送り奥へと進む。二つ目の大きなカーブにカーブミラーがある。此処から西尾根に取り付く予定だ。前回取付いたのはこの先200mの所だ。崩れた法面を登り進むと一旦下る。この部分だけ島の様になっている。気を取り直して斜面に取り付く。50m程の急斜面を過ぎると傾斜が緩やかになり歩き易くなる。小さなピークの先の鞍部が前回右の谷筋から登って来た所だ。ドン谷左岸尾根は急登だが其れも30分程の辛抱で折立山に着く。紅葉の終わった頂上は少し寂しそうである。

権現山ブルー
権現山ブルー

この先アラキ峠からは三連続の権現山西尾根の直登を避け久し振りに一般道で権現山を目指す。頂上直下の日陰には先日降った雪の名残があった。頂上では大阪から来たグループがお店を広げ賑やかだ。こちらも何時もの場所に腰を下ろす。汗もかかず寒かったが陽光は春の様で暖かい。眼下にマザーレークを眺めながら贅沢な時間を過ごす。さぁ先へ進もう。小さなアップダウンを繰り返すと一投足でヤケオ山との分岐点。丁度、直角に折れる所だ。此処がホッケ谷右岸尾根の取り付き点。掘り込まれた古道が続いている。近年、倒木も多く歩き難くなって来ている。落ち葉が古道を埋めザッザッと踏みしめる音が初冬を感じさせる。途中で霧が立ち込め陽が当たると幻想的な絵画のようである!ホッケ谷分岐を過ぎると進路を西に取る。疎林のブッシュに突入だ!この辺りは”ルーファイ”力が試される。少し右方向に進んで行くとトラロープがある踏み跡と出会う。暫く斜面のトラバースが続く。

ビューティフル‼
ビューティフル‼
一面落ち葉の絨毯が広がる
一面落ち葉の絨毯が広がる

長いトラバースを過ぎるとハッキリした踏み跡に出合う。もう後少しだが尾根末端までは結構長く感じる。小さな尾根が多く確実な方向確認が大切だ。まぁ何処を下っても林道に出る筈なのだが・・。目標は林道の交差点に着地する予定なのでコンパスと睨めっこだ。最後は少し足元が悪かったが予定通り目標地点に着地。ホッケ谷右岸尾根を末端から登ったのは十数年前。今回は逆ルートだったが急下降ありブッシュありと楽しめた山行だった。連続の権現山エリアだったが暫く、お休みにしょう?

幻想的な霧景
幻想的な霧景
真ん中あたりの尾根を下りて来た
真ん中あたりの尾根を下りて来た