夢前の播磨富士・明神山周回

明神山周回  2024年3月10日(日)晴れ

メンバー CL.エーちゃん N・Yさん

コース:タイム 夢やかたP8:55…Cコース登山口9:02…観音岩9:31…五合目9:56…地蔵岳10:15…10:52明神山11:40

  八合目11:54…サンタ岩12:11…大熊の頭12:22…マンモスの背12:47…Aコース登山口13:07…13:15夢やかたP


明神山が聳え立つ
明神山が聳え立つ

 一ヶ月振りに兵庫県の山を目指し高速を西へ。思ったより早く夢やかたPに着いた。正面には目的地の明神山が聳え立っている。夢前町の播磨富士と言うより槍ヶ岳の感じである。道案内をしている案山子を過ぎ右に折れると登山口だ。取り付きからいきなり急登だ!一登りでC-2屏風岩だ。此処から先は多分岩稜の細尾根が続くのだろう?緩やかに進むと観音岩。人一人がやっと通れる様な大岩の裂け目を難なく通過。見上げる明神山は少し近く見える。小さなアップダウンを繰り返しむき出しの露岩を過ぎると登山道以外はシダの覆われて来る。観音滝分岐の先にC-4クジラ岩。まるでクジラの大きな背中の様だ。五合目を過ぎると登山道の傾斜が”きつく”なって来る。急な岩肌を登りきるとロープが設置されている合掌岩。此処からの眺めは最高である。七種薬師がピラミダルに見えている。御邪魔岩を過ぎるとルートは細い岩稜になり足元は悪くなって来るので慎重に進んで行く。岩交じりの急斜面の”がまん坂”の先に七合目の地蔵岳がある。広いピークでホッとするのも束の間、蜘蛛の巣状に木の根が張っている急斜面を下る。

七種山方向
七種山方向

八合目から更に傾斜は急になる。ゴロゴロした大岩の間を縫うように上部を目指す。鎖場は一番の核心部。垂直に近い岩場を手足を駆使し登る。アルプスの岩場に引けを取らない位の岩稜だ!九合目に出ると一投足で沢山の登山者が腰を下ろしている頂上に出た。此処からの眺めは最高だ!雪を被った北部の山々や淡路島から小豆島まで望める。薄っすらと明石海峡大橋が見えその手前に先月登った高御位山がミニチュアの様だ。地元の登山者が多く有志が登山道の整備などしていると伺った。色々なルートが在るので楽しめますよとの事。北側斜面には昨日の雪が少し残り霜柱もあった。景色を堪能し腰を上げる。下山ルートはAコースだ。足元に注意しながら一気の急下降である。Bコース分岐まで来ると傾斜が緩くなるが「ごんた岩」「サンタ岩」「大熊の頭」等、岩稜の細尾根が西の丸まで続く

七種山方向
七種山方向

西の丸で直角に方向を変えると岩稜の突端に出る。ここはチョッと降りられそうになく左の巻道を使う。下から高齢の登山者が登って来た。聞くと、この岩稜に下から登れるように指を掛ける様に穴を開けてあると言われた!驚くばかりである!直ぐ先がマンモスの背。思ったより急だ!登りは楽勝だが下降は少しロープを借りよう。巻き道もあるので安心だ。その先も岩稜の長い下りは鉄塔付近まで続く。鉄塔を潜ると登山口は近い。細い作業道から舗装路に変わると子供連れのファミリーが遊んでいる。去年計画したが雨で中止になった明神山だが中々魅力のある山である!兵庫県には未だまだ魅力的な山が沢山あり、これからも通ってしまうのだろう?次は大坂山か七種山か?はまってしまう!