予報通り雨模様の中バスを乗り継ぎ、朽木大野で下車。メガネが一気に曇る！湿度100％。小雨模様だが合羽を着る程も無いので其のまま歩き出す。集落の墓地横から取り付く。直ぐに急登の始まり。P437までは、ゆっくり歩を進る。ジトーと湿気が纏わりつく。相変わらず倒木が多い！P535からP792まで急登の細い尾根を進む。足元に銀領草が白く咲いている。鹿だろうか？熊だろうか？植林の表皮が捲られている。やや広くなった尾根を、少しのアップダウンを繰り返し進むと植谷峠に着く。造林公社営林地の古い看板がある。相変

わらずガスの中だ。少し先で見覚えのある須川峠からのルートと合流する。見通しの悪い中、地図を頼りに反射板まで一気に進む。手前の窪地で風を避け此処で一本。稜線が近くなると風雨が強くなる。蛇谷ヶ峰頂上では、写真も撮れず通過。P817分岐で朽木スキー場へ。かなりの急下降で注意しながらも一気に下る！P536から右の細い尾根に入る。木の根っこや倒木で足元が悪い。入部谷越には馬頭観音が祀られている。忠実に尾根上を進む。尾根は直角に右に折れ暫らくで林道に出合う。林道沿いに登山道(踏み跡)があるが倒木だらけなので林道を進む。八田谷越で地図を確認！この辺りは間違

え易いので要注意！？である。460ｍ辺りで直角に折れると林道に出合う。少し林道を進むと鎖で通行止めにしてある。防衛省何々と書いてある。饗庭野と関係がありそうだが此処を通らないと進めないので少しだけ足を踏み入れる。直ぐに踏み跡があり、地図にはブッシュとあるがハッキリしている。暫らくで阿弥陀山頂上に着く。期待した見晴らしは無い。後は下るだけだが、此処で西日が差し左手下方に虹が架かっている！何だか”テンション”が上がったのも束の間？P338から先、新しく林道工事が進みルートを見失ってしまう。南に進みやっと太山寺に下山。広瀬橋までの途中の川で汚れた登山靴を洗いバス停まで舗装道を歩く。悪天の中の縦走だったが、かなり満足感のある山行だった！