経ヶ岳・唐谷ルート(廃道を登る)  2016.10.8~9

紅葉の廃道を登る・白山山系経ヶ岳・唐谷ルート

メンバー   CL.エーちゃん SL.K・AさんM・KさんK・TさんB・Yさん

ルート・タイム  10/8(土)雨/曇り 法恩寺林道P9:55…唐谷分岐10:35…登山口

    11:00…第一渡渉点…第二渡渉点12:00…池ノ大沢13:05…13:20火口原

    13:40…切窓14:00…杓子岳14:40…保月山15:15…16:10法恩寺林道Pー

     中ノ平避難小屋17:00 10/9(日)晴 避難小屋ー大野市街ー大津


第一渡渉点を渡る
第一渡渉点を渡る

 10/8 予報では午前中雨、午後から回復すると言う事で祈る気持ちで現地へ。しかし予報どうり雨模様で風もかなり吹いている。雨はそんなにきつくないのですが今年28回目の山行で初めて合羽を着る。法恩地林道を唐谷分岐まで下って行く。此処から未舗装の林道を進み登り切った左側に登山口の赤テープが揺れている。何だか藪の中に入って行くようだ。藪をかき分け進むと直ぐに大きな溶岩に掘られた石仏と対面する。さらに足元の悪いトラバース道を抜けると第一渡渉点に出る。雨はもう止んでいるが、そのまま進む。沢の水量が少ないので難なく渡渉。直ぐ小沢を渡りブナの細い尾根を急登する。登り切った所から左へトラバース気味に進み何度か小沢を渡り崩れた所を、よじ登り少し下ると第二渡渉点に出る。

紅葉前、ナナカマドの赤い実
紅葉前、ナナカマドの赤い実

此処にはトラロープが張ってある。少し足元が悪いので注意して渉る。自分の事ですが登山靴を履いている時、踵の所が少し剥離しているのを見つけ濡らさない様つま先で渡渉するので少しバランスが悪い。幸い最後まで歩く事が出来ました。この辺りから300m程急登の始まり。最初はゴロゴロした黒っぽい石の枯れ沢を登る。ブナ林が見えて来ると左の尾根に取り付く。かなりの急登だ。こんな登りは休憩せず一気に行くのが常である。登り切ると池ノ大沢に着く。此処で少し同行者を待つ。全員揃って火口原へ進む。紅葉真っ只中のつもりでしたが今年はあまり望めないようです。それでもナナカマドの真っ赤な実を見ると少し秋を満喫できます。

火口原にて バンザ~イ
火口原にて バンザ~イ

以前から来たかった火口原は中岳辺りから見下ろすと、かなりチッポケですが立ってみると広くフカフカの絨毯の上にいる様で別天地です。見上げる本邦はガスに隠れて望む事は出来ませんが皆それぞれ満喫しているようです。ここで天気の回復が望めないので登頂は諦め切窓から下山を決める。切窓方向へ歩き出すと分岐がある。右に進むがチョッとおかしい?此方は頂上への近道の様だ。分岐まで戻り笹藪を潜り抜け切窓到着。天気の悪い中、憧れのルートを登れた事に感謝です。後は保月山からアダムとイブを過ぎ駐車場へ下山。今日の寝床へ車を進める。避難小屋で予定外のアクシデントがありましたが、かなりの満足感で宴会が盛り上がったのは言うまでも有りません。同行の仲間達お疲れ様でした。有難う!感謝!