初めての伊吹山北尾根  2021.5.30

伊吹山北尾根・国見峠~御座峰  2021年5月30日(日)晴れ

メンバー CL エーちゃん M・Mさん K・Kさん K・Hさん

コース:タイム  国見峠9:00…国見岳9:50…大禿山10:40…御座峰11:10…11:20.1060m地点12:20…1010m.12:30…

  御座峰12:45…大禿山…国見岳14:00…国見峠15:00

 


国見岳から伊吹山
国見岳から伊吹山

 4月末にドライブウエイから見た北尾根と白山に感激し訪れてみたいと山行を計画。花は微妙だが?今年の梅雨は例年より3週間ほど早く、どうなるか心配したが梅雨の晴れ間を選び高速を北へ。滋賀県側の林道が通行止めになっているので大垣からとなる。出発から2時間半、国見峠に到着。4~5台の車が止めてあった。思ったより少なめだ。伊吹山が綺麗に見えている。祠の横から登山開始!気持ち良い樹林帯を進む。暫くで鉈ヶ岩屋分岐。なお緩やかな登りだが1000mを過ぎると岩交じりの急登が始まる。50m程で急斜面のトラバース。ロープが設置されているが濡れていると下りは緊張しそうだ。傾斜が緩くなると広場に出る。KDDIの中継所の跡らしい?何だか不釣り合いな場所だ。山頂部は細長くなっていて、緩く下り登り返すと国見岳頂上に着く。伊吹山から大垣市街。谷筋にある揖斐川町の街並が眼下に見える。吹く風は爽やかで五月晴れの良い天気だ!ルートは、ハッキリしているが足元は小さな岩が突き出ていて(カレンフエルト?)まるでワニの背中を歩いている様だ?そんな登山道がづっと続く様だ。釣り尾根上の細い稜線を進むと大禿山に着く。端境期なのか

大禿山付近から国見岳を望む
大禿山付近から国見岳を望む

期待した花は終わっている様で残念。北方向、遠くに能郷白山が見える。霞がかかっているので右側奥に白山が見えないのは残念だ。西側は疎林が邪魔をし見晴らしは望め無さそうだ。急斜面を下って行くと獣臭がきつくなる。ルート上に鹿のほぼ白骨化した死骸が横たわっている。頭部は少し離れた所にあった。女性陣は少し気持ち悪いようだった。今日一番の急下降を過ぎ、登り返すと御座峰に着く。思ったより見晴らしは無い。少し進んだ見晴らしの良い所で腰を下ろす。今日は何故か休憩が少ない様だ。

伊吹山ドライブウェーから能郷白山と加賀白山 4/27撮影
伊吹山ドライブウェーから能郷白山と加賀白山 4/27撮影
エビネランが群生している
エビネランが群生している

伊吹山がずいぶん大きく見えている。静馬ヶ原までは時間が掛かりそうなので、まだ時間は早いが初めてのルートでもあるので今日は此処までとする。そうと決まればユックリ店を開けよう。正面に大きな伊吹山を見ながら”おにぎり”を頬張る。珈琲を点てる。この時間が最高の気分である。少し先の琵琶湖が見えそうな場所まで足を延し、Uターンする事にする。同じルートを戻ると、往路には見えなかったものが不思議と見えて来る。何とエビネランの群生が斜面に広がっているではないか!暫し写真タイム。新緑のカエデやトリカブトの葉が木漏れ日に揺れている。国見岳の下りは思いの外、急下降で注意が必要である。縦走出来なかったのは残念だが、次回は笹又から御座峰まで登ってみようと思う。同行のレディース達も満足した様子だった!最高の一日を有難う!感謝!