葛川中村~長池・オシロ谷左岸尾根ルート探査  2021.11.13

長池北西尾根直登ルート探査・葛川中村~  2021年11月13日(土)晴れ

メンバー CL.エーちゃん M・Mさん K・Aさん

コース:タイム 葛川中村9:05…一番鉄塔…渡渉点9:50…四番鉄塔10:30…五番鉄塔10:38…六番鉄塔10:47…八番

               鉄塔…11:18長池11:50…汁谷13:00…打見山13:40…クロトノハゲ14:08…JR志賀駅15:45


五番鉄塔辺りまで来ると稜線は近い
五番鉄塔辺りまで来ると稜線は近い

 今朝は、この秋一番の冷え込みだ。堅田からデマンドタクシーで葛川中村へ。花折トンネルを抜けると道路脇の温度計は2℃を表示していた。葛川中小学校前で下車。横断歩道を渡った所から登山開始。直ぐに古い棚田跡ある。足元の枯れ葉に霜が降り綺麗な姿を見せている。倒木と藪地帯に突入!最初から先が思いやられる?が適当に突き進むと畦道に出る。もう少し北側から取付いた方が良さそうな感じだった?前方に貯水タンクが見える。その横を過ぎると植林帯だが下部は伐採されていて45度以上もありそうな急斜面だ!一番鉄塔までが一番の急斜面で慎重に進む。下山で使うのは勘弁願いたい!右手にオシロ谷の沢音を聞きながら植林帯を進むが、やはり急登が続く。小滝が見えると其処が渡渉点。一本立てる。前方のトラバ

正面に峰床山
正面に峰床山

―スは、チョッと”いや~”な感じである?足元は不安定でズルズル崩れて緊張する。ロープが設置されているが全く役に立たない!オシロ谷左岸尾根を回り込むと第二鉄塔。峰床山や皆子山から南丹の山々が綺麗に見えている。関電巡視路を進むが良くも”まぁ”こんな急斜面に作ったものだと感心する。植林帯と切り開きを交互に進み六番鉄塔で小休止。登る毎に京都方面の山々が広がって行く。思ったより急登だったので汗をかいてしまった。風の無いのが救いである。上部には八番鉄塔が見えて来る。直ぐにルートは右手のピークを目指すが左に薄い踏み跡のトラバース道があった。後で気が付いたがピークを下るとその踏み跡と合流。七番鉄塔に着く此の辺りから冬支度の疎林を気持ちよく進む。一投足で八番鉄塔着。振り返ると京都の山々が低く広がっている。前方には長池が木々の間から晩秋の気配を見せている。此処で珈琲タイムとしよう。静かで気持ちが良い。

初冬の長池
初冬の長池
疎林の間から遠く武奈ヶ岳、右端に比良岳
疎林の間から遠く武奈ヶ岳、右端に比良岳

水面では赤とんぼが卵を産んでいた。”まったり”した一時を過ごし腰を上げる。直ぐ上の池の池面がシメントリーな姿を見せていた。この先、三本の小さな沢筋を横切る。結構アップダウンがあるが比較的歩き易く疎林の間から時々武奈ヶ岳や琵琶湖が望める。ケヤキ谷を過ぎオオカメ谷を過ぎると少し広いジャガ谷へ降りる。右へ行くと滝平に行ける筈だが今回はやめておこう?一登り過ぎると汁谷に飛び出す。後はルンルンの筈だがスキー場の急登が待っている。登りついた打見山は”やっぱり”観光地だった。足早に退散。トラバース道からクロトノハゲへ。ヤッパリ琵琶湖側は人が多く、こんな時間でも沢山の登山者が登って来る。ペットボトルだけの人もいる。大丈夫だろうか?少しだけ木戸峠へのルートを偵察に行く。もう通れないのだろうか?残念だ。後はのんびり下るだけだが膝が少し疲れて来たのでゆっくり下山。お疲れ様でした。初めてのルートは満足山行だった!!