大谷山分水嶺源流を歩く 2023.5.27

若越国境・大谷山分水嶺源流 2023年5月27日(土)晴れ

メンバー CL.エーちゃん N・Yさん M・Mさん

コース:タイム JRマキノ駅9:06発バスーマキノスキー場9:40…P562.10:43…寒風山11:40…12:10大谷山12:35…

 白石平分岐12:54…百瀬川源頭部13:07…展望コース分岐13:15…石庭登山口14:10…14:36マキノピックランド


スキー場から大谷山を望む
スキー場から大谷山を望む

 湖西線の車窓から見上げる比良連山の上部は雲に隠れている。湖北の山はどうだろう?JRマキノ駅出下車すると青空だ。マキノ高原までのバスは満員である。キャンプ場には早くから家族連れのテントが張ってある。キャンプ場を抜け第二ゲレンデを進む。何と、こんな時期にもワラビが顔を出している。思わず一握りだけ採取してしまった。赤坂山から北へは何度も歩いているが今日のコースは初めてだ。どんな風景を見せてくれるのか?楽しみである。直射日光が当たるゲレンデから樹林帯に足を踏み入れると流石に涼しく感じる。九十九折れの登山道脇にはコアジサイやエゴの花が満開だ!P562のピークをトラバース。その先に

山毛欅の林は爽やかで気持ちが良い
山毛欅の林は爽やかで気持ちが良い
展望台からメタセコイヤ並木を望む
展望台からメタセコイヤ並木を望む

は山毛欅の林が広がっている。ワァ―凄~ぃ!思わず歓声が上がる。こんなに広い山毛欅林は滋賀の山では珍しい?紅葉の時期も楽しませてくれそうだ。寒風山まで続く山毛欅の林を”ゆっくり”と進んで行く。ホッコリして良い場所である。寒風から大谷山まで笹原の縦走路が続いている。北側を見れば三国山の横に野坂岳が結構大きく見える。眼下に琵琶湖を眺めながらアップダウンを繰り返し分水嶺を進む。少し霞んではいるがメタセコイヤ並木を眼下に望みながら歩くのも良いもんだ。一登りで広い大谷山着。此処で”ゆっくり”しよう。

足元に青もみじ
足元に青もみじ
百瀬川源頭部
百瀬川源頭部

若狭湾を眺めながら腰を下ろすと昼寝でもしたい気分になって来る。此処から展望コースで下山もできるが今日一番の目的は源頭部だ。白石平に着くと正面に竹生島が浮かんでいる。此処で分水嶺を右折し樹林帯へ突入。最初は藪が邪魔をするが直ぐ歩き易くなる。一面にイワカガミの群生している登山道を進むと目的の百瀬川源頭が見えて来る。静かな流れの源流部は思ったより明るく綺麗な場所だ。少し登り返すと展望コース分岐。P704迄は思ったより遠く感じる。上部は山毛欅林で下降する毎に植生は変わり杉林に変わると石庭登山口に出る。後はマキノピックランド迄歩くだけ。歩いた山を振り返りつつ帰路に着く。初めての中央分水嶺山行は天気にも恵まれ最高だった!仲間に感謝です。

タニウツギの咲き始め(寒風山直下)
タニウツギの咲き始め(寒風山直下)