比良の古道を歩く・金糞峠~大橋~荒川峠 2018.7.14

比良・古道廃道シリーズ  金糞峠~大橋~荒川峠  2018年7月14日(土)晴れ

メンバー CL.エーちゃん SL.K・Aさん Y・Jさん I・Tさん

コース:タイム 

 JR志賀駅9:30ーイン谷9:50…11:45金糞峠12:00…12:40大橋13:00…南比良峠13:48…荒川峠14:05…15:00大岩谷

      分岐15:10…登山口15:30…JR志賀駅16:30

 


駅前から望む比良連山
駅前から望む比良連山

 今日は”しょっぱな”から電車を乗り越すと言う初歩的なミスから始まったのだ?!。3人は乗り越し小野駅下車。一人は堅田駅で待機で、もう8:50発のバスには間に合わない。急遽イン谷からスタートに変更する。志賀駅で合流しタクシーでイン谷へ。本来は坊村~イン谷の予定だったが気を取り直し登山開始。ダケ道分岐から真っ直ぐ正面谷へ進むと突き当りの堰堤から落ちる滝の前が青ガレ取付だ。

此処は左側を進むのが正解である。沢筋の足元の悪いガレ場を喘ぎ喘ぎ登ると金糞峠に飛び出す。振り返っても琵琶湖はあまり望めない。奈良から来た登山者とダべリング。

大岩を見上げる
大岩を見上げる

休憩の後、奥ノ深谷へ足を踏み入れる。一度目の渡渉を過ぎると、この辺りを整備して下さっている南比良森林組合の方達に会う。先のルート状況を聞きお別れする。再度の渡渉の後は沢筋を進むが、大きく崩れ確実なルートファインディングが必要だ。沢から少し離れると10m以上も有ろうかと思われる大岩があり、その下は大きく口を開けているように見える。この沢筋のルートは静かで流れも美しく”のんびりと”したい場所だ。ゆるく下って行くと見覚えのある分岐に着く。右は沢に架かる橋を渡ると大橋小屋。今日は左方向の南比良峠に向かう。ここでランチタイム。

深谷分岐
深谷分岐

珈琲を点て”ゆっくり”と過ごすが、K・Aさんの調子が少し悪そうだ。聞いてみると大丈夫の声。で安心する。この先大きな沢筋を何度か渡渉し荒川峠への廃道分岐を過ぎると崩れ落ち屋根だけが残る水晶小屋跡に着く。登山道はやがて支沢の源頭部に入って行く。周りが低い疎林に変わると左手に堂満岳が見えて来る。直ぐ南比良峠手前の分岐点、石切り場跡に出る。峠までは一投足。右に下りて行くと深谷へ行くが、直ぐに2ヶ所崩れていて、又その先ロープが張ってあるがザレた急下降でそれなりの技術が必要となる。安易に足を踏み入れない方が良い。此処まで来れば後は荒川峠を越え、大岩谷の支沢を下るだけである。登山口に出ると、その先舗装された林道を小一時間で志賀駅に到着する。