比良廃道踏査・コメカイ道~笹峠~畑 2020.8.15

コメカイ道・笹峠道~笹峠~シロタ谷~畑 2020年8月15日(土)晴れ

メンバー CL.エーちゃん M・Mさん

コース:タイム 朽木栃生バス停9:55…P449.10:25…コメカイ道出合10:46…笹峠出合11:25…レスキューポイント笹峠1.11:55…レスキューポイント笹峠2.12:23…12:55笹峠13:30…アテンポ谷丸木橋14:28…畑バス停14:55


下山地点から畑の棚田
下山地点から畑の棚田

 湖西線の車内は何時もより混んでいる。チラホラ登山姿の人もいる。安曇川駅からバスに乗り換える。途中の温度計は32℃の表示。バスを降りると熱波が出迎えてくれる!嬉しくないが…。京都バスに乗り換え朽木栃生で下車。少し葛川方向に進むと登山口に。夏の太陽がジリジリ痛いぐらいだ!林道を少しで登山道に入る所で治山工事をしている。迂回ルートが出来ているので安心だ。コメカイ道出合を過ぎると、登山道が倒木で塞がれているが巻き道が出来ている。笹峠出合までは緩やかな登りが続く。笹峠へのトラバース道はロープで塞がれ通行止めになっているが、ここからが今日一番のハイライトだ!一歩踏み出すと歩き出しは薄すく踏み跡が付いている。最初の尾根を巻くと一つ目の谷がある。此処は難なく通過。次の尾根を大きく巻くとレスキューポイント笹峠1を通過。このトラバース道は右から左へ40度∼45度の斜面が最後まで続き休める所は2ヶ所ほどしか無いが一気に進んで行く

二つ目の谷を過ぎると、だんだんルートが不明瞭になって来る。地図読みとルーファイが試される。三つ目の谷を過ぎると直ぐに四つ目の谷。この谷が一番深くルートが見えない!踏み外すと奈落の底だ!手前にはシダ状の下草で足元が見えないので緊張する!ルートを見極め45度以上ありそうな壁に取り付き一気によじ登る。五つ目の谷を越えると尾根は少し緩くなりレスキューポイント笹峠2地点

このコースは虫が多く!どこまで行ってもついて来るようで少しイラつくが慌ててはいけない!足元が不安定で集中しなければいけないのだ!6・7つ目の谷は段々浅くなり峠が近い事が分かる?

笹峠目前!
笹峠目前!

足元の谷が段々近づいてくるがトレースは不明瞭で気が抜けない?下草が多くなると前方に峠が?一気に飛び出すが飛び出した所は笹峠の20m程南の地点だった?ピンポイントで峠に出る筈が、残念だ!左の写真、古い赤テープを左に進むのだった!最後に確認を怠ってしまった!結構ある事なのだが?峠から少し下がった広い場所で一本立てる。珈琲が美味い!此処で初めて登山者に会う。地蔵峠方面から釣瓶岳方面へ行くらしいが?ズボンは汚れ何か変な感じだが挨拶の後、歩いて行かれる。このあとは先週(シロタ谷~笹峠)を下見しているので少し気が楽だ。途中少し間違えながらシロタ谷からアランポ谷へ進む。峠付近まで棚田

跡の石積みがある。昔の人は大変な作業だったのだろうと思う!もう直ぐ畑なのだが足元は荒れ、最後に朽ちた丸太橋が架かっているが此れを渡る勇気は無い!沢を渡渉する事に。最後にもう一度渡渉すると畑への林道に出る。夏の日差しが眩しく棚田には風に揺れる稲穂が心地よさそうだ。その向こうにリトル比良の岩阿闍梨山?が見えている。バスは一時間後。ユックリ着替え何時も通りクールダウンしに行く!が、途中の黒谷バス停から笹峠で会った見覚えのある登山者が乗車。何と?朽木側に下山の予定が間違えたと?地図も磁石も持たずに無謀な登山者だ⁇よく遭難しなかったものだ!?

かねてから思っていた、このルートを踏査できた事に感謝!同行のMMさんにも感謝です。有難う!