新春登山・権現山~蓬莱山 2019.1.5

新春の比良を歩く・権現山~蓬莱山  2019年1月5日(土)雪

メンバー  CL.エーちゃん S・Tさん

コース:タイム

JR堅田駅8:50(バス)-平9:40…登山口10:00…アラキ峠10:42…権現山11:20…ホッケ山11:55…小女郎峠12:30

…蓬莱山13:10…打見山13:30==ゴンドラ・山麓駅…JR志賀駅

 


小女郎峠付近1101m辺りで一瞬ガスが切れる
小女郎峠付近1101m辺りで一瞬ガスが切れる

 堅田駅から8:50発のバスに乗車。伊香立辺りから雪景色に変わる。花折トンネルを抜けるとかなりの積雪だ。坊村から烏谷山へ行く予定であったが急遽変更して権現~蓬莱山に変更し平で下車。他に4人の登山者がいる。車道を少し戻るように歩き出す。数分で左方向の林道へ進む。登山口までは20分程だ。権現山までは初めてのルートである。ドン谷の急な沢筋を登って行く。途中沢筋を離れ尾根をトラバース気味に進み勾配が緩くなると十字路の様なアラキ峠に着く。一面がガスに覆われ景色は望めない。北方向に進路変更し僅かで急登の冬ルートへ進む。50cm程積雪がありそうだ。昨年の台

権現山でS・Tさんと
権現山でS・Tさんと

風だろうか?かなりの倒木がある。ガスの中ルートを見極め、疎林が低くなり雪原が広がって来ると権現山に出る。本来なら眼前に琵琶湖の絶景が広がる筈なのだが・・。この先、右側は雪庇が出ているので注意が必要だ!少しのアップダウンの後、ホッケ谷分岐で北方向へ直角に折れホッケ山へ。此処は強風が吹き琵琶湖側には大きな雪庇がせり出し”お気に入り”の場所である。今日は悪天候で見る事は出来ないが・・・。この先小女郎峠まではホワイトアウトの様な場合ルートファイディングがとくに重要である。

最初の下り出しは左の細い尾根に入りそうだが右方向が正解だ。

小女郎峠
小女郎峠

右側の雪庇に注意しながら進む事30分余り。峠手前の石仏を過ぎ斜面をトラバース気味に下ると、地吹雪の小女郎峠だ。止る間もなく先へ急ぐ。と、急にガスが切れて明るくなって来る。ここで権現でお会いしたスノーシューの方と一緒になる。どうもこのルートは初めてで不安らしい。蓬莱山まで晴れていれば”ルンルン”のコースだが暫らくでガスが覆って来る。2度の登りで蓬莱山に到着。こんな天候の中でもスノーボーダーは居るもので滑る音だけ聞こえている。スキー場のフェンス沿いに進み金毘羅道分岐で中側を笹平まで下る。一登りで打見山に着く。ボーダーでいっぱいだ。後はキタダカ道を下るだけなのだが”べったり”と雪が付き雪崩の危険性があるので、初めてゴンドラで下山する事に。僅か5分で山麓駅に到着。下界は春の日差しが暖かく新春の雪山を満喫した一日だった。