先々週のコメカイ道~笹峠道下山後、急遽！コメカイ道へ行ってみたいとリクエストがあり今回実施。メンバーは3人であったが、もう一人のメンバーは靴の中敷きを忘れてたので残念ながらキャンセルになる。が車で登山口まで送ってくれる事になりバスより30分も早く歩き始める。前回より涼しく感じる。工事現場を過ぎると登山道の始まり。九十九折れの道を進むが、汗が噴き出してくる。やっぱり半端なく暑い！出合いまでは前回と同じなので40分ほどで着く。ロープで止められているが地蔵峠までの標は奥に転がっていた！初めてのルートに少し”ワクワク”しながら足を踏み入れる。ホトラ山北尾根の広場までは緩く登

って行く。大きく回り込込むと、大きな栃の古木が迎えてくれる。表皮がコケに覆われ荘厳な感じである！この先、何本もの栃の巨木が迎えてくれるのである！比良にもまだこんな古木が残っているのは此処だけだろう？まさしくトトロの森の様だ！思ったよりルートはハッキリしていて迷う心配はない。谷を三つ越えるとトラロープが張ってありヒジキ滝が近い事が分かる。渡渉点のガレた沢の奥に滝があった！落差20m位か？二段の素晴らしい滝に見とれ暫し時の経つのも忘れていた‼この谷の上部の笹峠道の谷も同じように緊張する場所である。渡渉点に戻り登山道に取り付くも、ロープはあるが50度もあろうかと思われる斜面に

足場がない！少し難儀するも無事クリヤー！相棒もやっぱり？手こずっている！この先、シシ谷出合まで下りのトラバースだが、要所々にはトラロープが張ってあり安心だ！谷の底まで降りると、手前に小さな沢があり渡渉する。その先に地蔵峠まで1ｋｍの標がある。此処から沢筋を詰めていく。何度か渡渉を繰り返す。途中には大きな栃の木や大きなサワダルミの古木、ねじり棒のような木があり、変化に富んでいる。前方に地蔵峠まで0.5ｋｍの標が現れると谷が分かれている。左の谷筋に進路変更。なのだが谷筋は倒木で覆われ体力を奪われる。基本、東方向の沢筋を進むのだが倒木だらけで、最後は力任せに林道へ出る！少しだけ左に行くと峠へ進むはずのルートは倒木に覆われ進めないので仕方なく巻いて行く事にする。が、最後は”ぴったり”地蔵峠に飛び出した！シシ谷出合から地蔵峠までは地図読みとルーファイが必要で、それなりの経験を積んだ登山者だけが足を踏み入れられる領域だと思う！しかし変化に富んだこのルートは紅葉の時期にも訪れたいものだ！この山域のバリエーションルート（笹峠道も）を2回続けて踏査出来たのは、やっぱり同行のMMさんのお陰です！感謝！　やっぱり山はええなぁ～！