大日ヶ岳縦走・檜峠~

美濃大日ヶ岳縦走・紅葉を愛でる 2023年11月3日(祝)快晴

メンバー CL.エーちゃん N・Yさん M・Mさん

コース:タイム 檜峠8:55…10:05P1391.10:15…10:47水後山10:57…10:27鎌ヶ峰10:37…12:25大日ヶ岳13:05…

        13:45鎌ヶ峰13:55…14:18水後山14:25…P1391.14:45…P990スキー場分岐15:13…15:30檜峠


白山をバックに
白山をバックに

 記録によると前回同じルートを歩いたのは24年前の6月。鎌ヶ峰先の登山道が不安定だったのは鮮明に残っている。26年前の冬にもダイナランドから登っているが記憶は全くない。もう初冬だと言うのに気温の高い日が続いている。今日も紅葉が楽しめるだろうか?美濃白鳥から檜峠へ続く山並みの紅葉は朝日に映え素晴らしく感動ものだ!峠の駐車場には数台の車が止まっていた。さぁ出発!檜の樹林を進む。右手に祠を過ぎると前方が明るくなる。紅葉真っただ中と言う感じだ!程なくスキー場に飛び出す。1391ピーク迄400mの登りはゲレンデを進む。これが今日一番の核心部の様でもある?振り返ると20年ほど前に登った毘沙門岳や白山スキー場が”まるで”アルプスの山麓の様だ。ゴンドラ終点から右へ登山道を進むと直ぐに朽ちた大木のP1391トップに着く。

色とりどりの落ち葉
色とりどりの落ち葉
先ず水後山を目指す
先ず水後山を目指す

朽ちた大木が目印だ。水後山までは殆ど葉を落とした明るい疎林を進む。笹が多くなると水後山に到着。北の方向は見えないが南方向の谷筋の紅葉は今が盛り。この先、細い稜線を一旦鞍部まで下る。何度か小さなコブを過ぎザレた急登の先に鎌ヶ峰が見えた来る。360度の大絶景だ!西には奥美濃の連山。願教寺、日岸、薙刀、野伏、小白と続く。その奥に経ヶ岳、赤兎、大長山が頭を出している。北には芦倉、丸山、三ノ峰、別山、奥に霊峰白山が鎮座している。風も無く快晴の素晴らしいロケーションを暫く満喫しょう!大日に続く稜線の遥か彼方の奥に少し白くなった御岳や乗鞍が霞んで見えている。細い稜線を一気に急下降。登山道は細く荒れているので注意しょう。幾つかの小ピークを過ぎ笹原に出会うと一投足で賑やかな大日ヶ岳に到着。大日如来が鎮座する奥に白山が大きく翼を広げている様に見えている。青空の下、気持ちの良い頂上でランチタイムとしょう。

奥美濃のロケーション
奥美濃のロケーション
大日ヶ岳から三ノ峰、別山、白山を望む
大日ヶ岳から三ノ峰、別山、白山を望む

さぁ、そろそろ腰を上げよう。同じルートだが少し緊張する所もあるので気を付けて進もう。鎌ヶ峰までは特に慎重に。光線が逆になりまた違った景色を見ながらこの絶景を楽しもう!水後山まで来れば一安心。低くなった灌木帯を緩やかに下って行く。朽ちた大木が見えるとスキー場は直ぐだ。後はルンルンと思いきやゲレンデの下りがきついこと!こんなに登ったかと思うほど?長いこと?もう足が疲れ悲鳴を上げる頃やっと分岐点に。ゲレンデを離れ樹林帯を抜けると登山口に飛び出した。予定より30分ほど早く着いた。帰路、白鳥道の駅から茜色に染まる歩いた稜線が見られ感激でした。最高の天気の中、最高の景色を見せてくれた奥美濃の山々に感謝です。本当に贅沢で大満足の山行でした!感謝!

歩いた稜線一番高いのが鎌ヶ峰右端は大日ヶ岳
歩いた稜線一番高いのが鎌ヶ峰右端は大日ヶ岳