先週、釣瓶岳の紅葉はもう少し早かったようで今週ならバッチリか？と堂満の黄葉に期待する。イン谷への登山バスは満員状態！駐車場も他府県ナンバーの車で一杯である。緊急事態宣言も解除され登山者達も一気に動き始めた！バス停で元会員のBさんと出会う。ソロで武奈ヶ岳へ行くらしい。雑草の生える小橋を渡り桜のコバ分岐へ。丸太橋を避け渡渉。古い別荘地の奥から登山道へ足を踏み入れる。荒れてきてはいるが前回より早くノタノホリに到着。もう季節は秋の後半、涼しく歩き易い。トラバース出合でルート確認し沢を直登する。倒木を潜ると登山

道がある。急な登山道をジグザグに進み尾根が近くなると白い幹の太い木が三本。何の木だろうと思っていたが朴の木だと判明！葉が綺麗に色づいている。尾根に飛び出すと木々の黄葉が青空に映えている。東陵道分岐まで約100ｍ程の登り。登るにつれ木々の色づきが綺麗になって来る。大岩の横を過ぎると一投足で分岐点。その先に鎮座する大岩手前で珈琲タイム。株立のブナが多く異様な幹回りを見せている。あまり期待していなかったが黄葉が綺麗で暫く時の経つのも忘れ満喫していた！今日一番の目的、ブナの黄葉を愛でる山行、達成！此処から頂上まで結構な急登！気合を入れ

ザックを担ぐ。落石に注意しながら高度を上げる。シャクナゲが多くなって来ると、もう其処が堂満岳の頂上だ。珍しく？一人しか登山者が居なかった。周りの疎林も葉を落とし眼下に琵琶湖が綺麗に見えている。シャクナゲが邪魔をする細い北尾根を進み途中から迂回路を一気に下ると縦走路に出る。此の辺りから杉の植林が多くなり少し薄暗いのでテンションが下がる？が暫くで金糞峠に着く。ヤッパリ此処まで来ると登山者が多いテント泊のグループが過ぎて行く。この先青ガレ出合まで急下降とザレ場が続き注意が必要だ！ゆっくりだが一気に下る。大山口を過ぎイン谷へ。まだ時間が早いせいか登山者は少ない。黄葉満喫の山行だった。同行の仲間達に感謝！久し振りにSさんも交えて清林でクールダウン。美味しい”おでん”と”お造り”でカンパーイ！