釣瓶岳・アラ谷.南北尾根周回  2020.12.24

釣瓶岳周回ルート探査(八幡谷北尾根~アラ谷北尾根) 2020年12月24日(木)曇り/雨

メンバー CL.エーちゃん M・Mさん

コース:タイム 細川休憩舎8:20…八幡谷北尾根520m.9:15…780m.10:20…稜線縦走路11:45…釣瓶岳12:05…12:20

  尾根分岐12:45…アラ谷北尾根…570m.13:45…野街道14:30…細川休憩舎15:00


稜線から武奈ヶ岳を望む
稜線から武奈ヶ岳を望む

 つい数日前から冬将軍がやって来て、比良の山々は雪化粧している。今シーズンはタップリ雪山が楽しめそうだ?花折トンネルを抜けると道路脇に除雪した雪が残っている。温度計はマイナス1度の表示。路面凍結に注意しながら細川休憩舎に駐車。少し戻った八幡谷右岸から取付く。林道を少し進むと左手に古い棚田跡がある。適当に八幡谷北尾根に取り付く。最初は棚田跡をトラバース気味に登って行く。500m辺りまでは古道の様な踏み跡があり雪も無いので迷う事は無いが倒木が結構ある。踏み跡が谷のほうに切れる辺りから

疎林の間から武奈ヶ岳が
疎林の間から武奈ヶ岳が

進路を南へ尾根を直登する。雪が現れるが急登を、そのまま進む。傾斜が少し緩くなった700m辺りで今シーズン初めてワカン装着。2・30cm位の積雪だ。途中から、いつの間にか昨日だろうか?ワカンのトレースが現れる。下部は雪雲に覆われていたが登るにつけ視界が開けて来る。しかし、上空は雪雲のベールに閉ざされている。疎林の間から武奈ヶ岳が見えて来ると稜線は近い。上部はヤッパリ風が強く吹いている。少しカーブするように急登を登り詰めると真っ白な稜線に飛び出す!先月の景色とは全然違う!東側には小さな雪庇が出来ている!4・50cm位の積雪か?ナガオ尾

蛇谷ケ峰を望む
蛇谷ケ峰を望む

根も雪化粧している。ヤッパリ雪山は最高!景色を堪能し釣瓶岳へ。少し下り登り返すとクリスマスツリーの様に雪を被った植林のある頂上に着く。蛇谷ケ峰方面が素晴らしい!少し下った所で風を避け一本立てる。直ぐ下方に下山ルートのアラ谷北尾根が白く光っている。何時もの様に珈琲を飲み腰を上げる。広く見える尾根の上部はスノーシューの跡があるが直ぐに消える?後はバージンスノーをルンルン気分で降りていく。MMさんも楽しそうだ!しかし下山は小さな尾根があるので間違いやすくルート確認が必要だ!650m辺りから、かなりの急下降!基本は北西方向に下山して行く。400m辺りで雪が薄くなりワカンを外す。最後は獣道の様な踏み跡?をトラバース気味に進むと民家の畑のような場所に出る。気が付くと雨粒が落ちてきていた。後は鯖街道を休憩舎まで。手前の鯖寿司処で鯖寿司を買う。クリスマスイブに鯖寿司もいいもんだ?雪のルート探査は最高!だった。