四日目 5月15日(火)晴れ  42756歩

飯浦5:10…賤ヶ岳トンネル…生糸の里.西山5:55…片山トンネル.片山港7:30…尾上温泉…9:15スポーツの森9:30…南浜緑地10:25…長浜城11:25…11:20駅前.お食事処12:00…長浜大仏12:15…12:45バイオ大学前コンビニ13:15…烏帽子岩14:45…松原水泳場15:00・テント泊


麦畑の向こうに伊吹山が
麦畑の向こうに伊吹山が

 朝食は何時もの様に”おにぎり”とインスタントみそ汁。昨日、電話で金曜日には雨が降るかも?と言うので何処まで行けるか分らないがテントをたたみ歩き出す。賤ヶ岳トンネルを通り生糸の里「西山」へ。この辺りは養蚕が盛んなのだろうか?静かな佇まいの集落だ。余呉川の西側を歩くと静かで気持ちが良く麦畑の穂が風に揺れている。その奥遠くに伊吹山が朝の光に霞んでいる。柳野中まで来ると前方からザックを担いだ人が歩いて来て少し立ち話をする。大阪の八尾からだそうでテントで何度かに分けて琵琶湖一周しているらしい。お互いの健闘を祈り別れる。片山トンネルを抜けると琵琶湖に飛び出すのだ。

長浜城
長浜城

片山港で水分補給。この先、大津まで”ずっと”湖岸を歩くのである。尾上温泉、湖北水鳥ステーションと過ぎ、スポーツの森で一本。「さざなみ街道」と粋な名前がついている。姉川を越えると湖岸に大きな緑地が続いている。水辺憩の広場で大の字になる。湖面から風はあるが気温が上がり身体には堪えるのだ。しかし、もう歩くしかないのだ。高い煙突が見えて来るが中々遠そうだ。大きなホテルの奥に小さく、お城が見えた。何だか、さっきから”お肉”が食べたくてしょうがなく頭の中が肉・にく・肉になっている。大きくぐるっと回って行くと長浜城に着く。何年振りだろうか?駅前に、お食事処「善光」があった。味噌カツランチを注文。ボリュームがあり美味しかった。エネルギー充電完了である。明日の為に先を急ぐが、脚が慣れるまで歩き出しは、かなり辛い。

湖面から突き出した烏帽子岩
湖面から突き出した烏帽子岩

長浜大仏の後ろを過ぎ長浜ドームを越えた辺りの緑地帯で体を休める。暑くて仕方ないのだ。近江母の郷から世継。延々と湖岸の道が続いている。磯から港町の裏路地の様な防波堤の道を進む。廃村の様に静かな路地を進むと話し声やテレビの音が聞こえ、今まで車の騒音だけしか聞こえなかったが人々の生活感を感じるとホッとして来るのは何故だろうか?車も通れない路地に郵便のバイクが止まっていた。2号線と合流すると少し先に湖面から飛び出した烏帽子岩がある。琵琶湖では一寸不思議な感じだ。まるで伊勢の夫婦岩を小さくした様な感じである。此処を回り込むと彦根である。松原水泳場の松並木と綺麗な湖面が続いている。丁度トイレがあったので此処でテン泊する事にする。二日分ほどの着替えを洗濯。近くのコンビニでビールを買う。四日ぶりのビールは、とても美味しかった!湖上では大学の合宿だろうか?数人の若者がウインドサーフィンの練習をしていた。