播磨アルプス・高御位山~桶居山縦走  2023.3.30

播磨アルプス縦走 2023年3月30日(木)晴れ.黄砂

メンバー CL.エーちゃん N・Yさん M・Mさん

コース:タイム JR宝殿駅9:15…魚橋登山口9:50…北山奥山10:13…北山分岐10:20…小高御位山分岐10:46…小高

 御位山10:49…11:20高御位山11:50…桶居山分岐12:30…仙人岩12:45…鉄塔下13:24…P221.13:40…桶居山14:00…齋

 藤山14:42…大谷山14:50…深志野登山口15:11…15:31JR御着駅


春うらら
春うらら

 ”春うらら”な暖かい天気が続いている。今回はJR宝殿駅からJR御着駅まで播磨アルプス縦走だ。晴れてはいるが毎日、黄砂がひどく霞んでいる。初めてJR宝殿駅に降り高御位山を目指す。R2を潜り法華谷川に架かる橋を渡ると直ぐの細道を進む。奥は採石場になっている。通り過ぎると満開のミツバツツジや山桜のお出迎え!何と石楠花まで咲き始めている!一気に北山まで登るが、もう汗がジットリ!早めの衣服調整をし薄着になると快適だ。緩やかな起伏が続くミツバツツジロードを軽やかに進む。鉄塔下は北山登山口分岐。前回、此処から瀬戸内に沈む夕陽を見たのを思い出す。中塚山の先は少し急下降だ。少し小高御位山に寄り道する。岩の重なる頂上からは眼下に志方町の田園風景

高御位山から鷹ノ巣山の稜線
高御位山から鷹ノ巣山の稜線
頂上は近い
頂上は近い

が広がっている。縦走路に戻り今日一番の急登に挑戦だ!約150mの岩稜の急斜面を一気に登る。石段が見えると頂上は近い。喘ぎながら登りついた頂にからの風景は格別である。山頂横のベンチで一本立てる。地元の登山グループだろうか?うどんを湯がき宴会を始めていた。羨ましい限りである!あまり”のんびり”は出来ない。まだ三分の一で先は長い。先へ進もう。眼下に阿弥陀町の景色を眺めながら釣り尾根を進むが分岐手前は急登で疲れる?鷹ノ巣山手前東のピークが分岐点。右に折れると縦走路は一気に細くなる。所々でシダが被さっている。ここで”やっと”半分。

P182付近 ルートが入り混じっている
P182付近 ルートが入り混じっている

細くなった縦走路に足を踏み入れる。遠くに黒い岩肌が見える。あれが仙人岩か?まるで鬼の面の様だ?進む登山道は曲がりくねり小さなアップダウンも多く結構疲れる。遠くに見える赤白鉄塔方向へ進んで行く。P182を過ぎると尾根は広くなるが、その先に足元が濡れた急下降が待っていた。慎重に下った所に綺麗な蒐場があった。こんな綺麗な蒐場は初めてだ。此処で方向を西に変更。巡視路の階段を登ると鉄塔の真下を通る。少しの間、送電線と平行に進みピークの手前をトラバースし右へ直角に折れる。P221を過ぎるとラスボスの桶居山が大きく見えて来る。分岐辺りは低い松が邪魔をする。少しザレた縦走路を進むと眼前にド~ンと桶居山が迫って来る!まるで播磨の槍ヶ岳だ!スッスッハー喘ぎながら登ること数分。やっと桶居山に辿り着いたのだ。振り返ると遥か遠くに小さく高御位山が見えた!

ラスボスの登り
ラスボスの登り

急登の後は急下降が待っている。岩肌の下りは慎重に!前方に見えるのは斉藤山か?岩盤の稜線が続いている。気持ちの良い岩尾根を進む。此の辺りが”こけし岩”か?直ぐ眼下に街並みが見え、前方には姫路市街が広がっている。もう少しだ!鉄塔を潜り登り着いたピークは未だ斉藤山じゃなく騙しピークだった(地図を見ればわかるのだが)斎藤山手前にはピンクのツツジが癒してくれる。ピークから前方に”かんざし岩”に続く尾根が見えるが立ち寄る元気は余り残っていない。大谷山は知らずに通過。遠くには霞の中姫路城が見えた。直ぐ眼下に街並みが近づいて来るがザレた急下降の上ルートが分かり難くなっているので注意が必要だ。最後に竹藪を抜けると深志野登山口に降り立つ。低山と言えどアップダウンも多く距離も長いが天気にも恵まれ大満足の山行だった!時間もあるので加古川で途中下車しクールダウンと行こう!