湖西線を降りると今にも雨が降り出しそうである。9時頃から雨の予報なのだが中止の気配はない。合羽を着なければならないか？今回は前回見つけた古道の跡を確認するのが目的である。獣除け柵の手前で近所の人だろうか？珍しい格好の人が歩いていると声を掛けられる。策を越え二つ目の柵を越えると間もなく取付き点だ。第一鉄塔までは歩き始めでもあり結構急登に感じる？第二鉄塔を過ぎると緩やかな自然林の踏み跡が続いている。260ｍ辺りで谷筋に続く掘り込みがある。帰りには此方を確認しながら降りる予定だ。この辺りから雨がパラパラと落ちて来るが合羽を着るまではいかない段々と尾根は細くなって

行く。前方に岩が見えると少しの間ナイフリッジのような岩稜帯を進んで行く。450m辺りから真西に方向を変える。150ｍ程、歩き易い急登が続く。大岩がみえて来る。ここを左にトラバースすると中井新道に繋がるのだろうと思う。此処からP761まで草木の枝や木の根を頼りに藪をかき分け兎に角直登すること20分。やっとピークに飛び出す！雨が少し強くなって来たのでヤケオ山は諦め中井新道から下山にかかる。680ｍ辺りスイッチターンする辺りから直接東尾根に進むとやっぱり予想通り大岩に出合う。此処から一気！に古道分岐まで下る。左に分岐すると大きく谷筋を巻きながら古道が続いている。やっぱり滝川に向かって下って行くようだ？沢の音が聞こえて来ると前方に木橋が見える。橋を渡り鄙びた別荘地を抜けると湖西線御ガードに出る。駅に着くと急に雨が強くなって来た。