今月２度目の折立山・権現岳だ。バスの車窓から見る山々は霧に覆われている。平バス停から近畿自然歩道へ。権現岳登山道を過ぎ花折峠手前で切り出した杉が積まれている。此処から折立山西尾根に取り付くとしょう。谷筋から100m程で尾根の鞍部に着く。そこから一気に細尾根の急登だ！頂上近くになると傾斜が緩やかになり葉を落とした木々に陽が当たり綺麗な雰囲気を醸し出している。静かな頂上にはソロの方がいた。急な斜面を下るとアラキ峠。此処は風が通り抜け４~５℃は寒く体温を奪われる。長居は無用だ。権現山までは前回と同じく西尾根の急登だ！植林帯を過ぎると上部に動くものが？このエリアでは初めて見る猿の親子が！人の気配を感じ奥へ逃げて行った。ガレ場からブッシュを越えると青空の広がる頂上だ。少し早いが此処でランチタイムとしょう

風が吹くと寒いが陽が差すと暖かい。何時もの場所で珈琲を飲み腰を上げる。この先は今日一番の核心部。権現谷右岸尾根の下降が待っている。東に少し進むとホッケ山が見える辺りで進路を南東に変えると馬酔木のブッシュに突入する。足元が藪に覆われ見えにくいうえに急下降で慎重に進む。少しガレた急下降の先は細尾根が続く。倒木の大きな根っこの横を過ぎると植林帯に突入。大岩の所は慎重に下る。尾根芯に着かず離れず進むと前方に大きな倒木が見える。此の辺りは紅葉が残り綺麗な彩を見せている。暫し写真タイム。鞍部から登り返すと691ピーク。何故か？グリーンの柵が張ってある。もう後少しと思ったが？まだ300ｍ程の急下降が待っていた。何本かの林道を過ぎると”やっと”取り付き点の林道に着地した。確か去年、右岸尾根を登ったのだが記憶と言うのは余り当てにならない物だと思った。折立山西尾根の探索と権現山南東尾根は中々楽しめる山行だった。満足！満足！　やっぱり山はええなぁ～