経ヶ岳・唐谷ルート周回  2021.10.9

二度目の唐谷ルート周回  2021年10月9日(土)晴れ

メンバー CL.エーちゃん M・Mさん

コース:タイム 銚子ヶ口展望台駐車場9:15…唐谷林道分岐10.00…唐谷登山口10.25…第一渡渉点10:50…第二

  渡渉点11:25…12:33火口原12:48…切窓13:02…13:20中岳13:51…保月山14:46…経ヶ岳登山口15:30


登山口から大野市街、奥に銀杏峰・部子山
登山口から大野市街、奥に銀杏峰・部子山

 二度目の唐谷ルートで予定より早く目覚める。東の空が明るくなって来る。はやる気持ちを抑え高速から登山口へ。駐車場はもう満車状態!隙間に止めるが、その後も数台やって来る。天気は最高!前回は雨で合羽を着て歩き始めたが今日は心配なし。さぁ出発だ。前方に荒島岳を見ながら進む。足元のアザミにアサギマダラが集まりヒラヒラ舞っている。杓子岳から南西に延びる尾根の末端辺りで新しい林道が出来ていた。5分位短縮出来そうだが?林道分岐からススキに覆われた唐谷林道に足を踏み入れる。思ったより長く感じるが林道が下り始める辺りの左手から唐谷ルートが始まる。取り付きには岩がむき出しでゴツゴツしていて少しビックリするが少しで終わる。直ぐ先で巨岩に彫られた石仏と出会う。渡渉点までは少し注意が必要だ?思った

火口原から経ヶ岳を見上げる
火口原から経ヶ岳を見上げる

より水量は少ない。前方の細尾根を進んで行く。沢筋なのに風は全くなく汗が噴き出してくる。まだまだ序盤!先が思いやられる。小さな沢を過ぎ開けた所に出ると後方に荒島岳が見え左手を見上げると杓子岳が蔽いかぶさるように迫って来る。沢の音が近づくと斜面を巻く様になる。此の辺りルートは以前より崩れていてロープが設置されている。第二渡渉点も難なくクリヤー。黒っぽい溶岩の沢筋の様なルートを進み足元のゴロゴロした岩が大きくなってくると沢筋から左方向のブナ林へ進んで行く。此処には赤テープがある。最後の急登が始まる。何ヶ所もロープが設置されている。周りは山毛欅に覆われ少し色づき始めているが余り楽しめる場所ではない。200m程の急登が終わるとナナカマドのトンネルが!その先で、やっと火口原に飛び出した!

火口原のナナカマド
火口原のナナカマド
経ヶ岳をバックにヤッタ~
経ヶ岳をバックにヤッタ~

登山者の声が聞こえると思ったら切窓からここへ来たそうで切窓は何処ですか?と聞かれた?どこへ行くつもりだったのか?唐谷へ進みそうだったので丁寧に教えてあげると三人組は戻って行かれた。危ない所だったと思う。思ったより黄葉も浅く珈琲タイムと思ったが足元がジュクジュクしているので諦める。見上げる火口壁は迫力があるが今年の黄葉はあまり良く無いみたいだ。経ヶ岳まで行く予定であったが前回同様、残念ながら切窓から下山する事にする。中岳の登りには新しい階段が設置されていて歩き

赤い実と経ヶ岳
赤い実と経ヶ岳

易くなっている。以前は雨など降ると滑り易く気を遣う所だった。中岳で珈琲タイムにする。此処から見る経ヶ岳は一番カッコが良い!地元の登山者と暫く話をし福井の山情報を得る。少しゆっくりし過ぎた様だ?そろそろ腰を上げよう。杓子岳までの笹原は気持ちの良いトレールが続く。ピークを右に折れると急下降の始まり。溶岩で出来た細尾根を進むと大きな牛岩が、そそり立っている。そこを過ぎると少し溶岩のナイフリッジ。もう保月山は近い。最後の休憩タイム。若いグループが賑やかだ。アダムとイブを過ぎると登山口は直ぐそこだ。駐車場には殆ど車は無い。ピークには行けなかったが満足できる山行だった!新緑の季節に又、来たいと思う。MMさん有難う。感謝!