荒川峠・P865南尾根ルート探査 2021.5.15

荒川峠・P865南尾根古道探査  2021年5月15日(土)晴れのち曇り

メンバー  CL エーちゃん M・Mさん

コース:タイム  JR志賀駅7:50…大岩谷登山口8:55…尾根取付き点9:00…尾根670m合流点10:10…P865.10:40…

  尾根取付き点12:20…中谷出合…JR志賀駅


田植えも終わり初夏のよう
田植えも終わり初夏のよう

 天気予報では下り坂の模様だが、志賀駅を降りると良い天気である。しかし、比良の上部には雲が張り出している。志賀中の横を通り荒川の集落を抜けると、湖西道路を潜る。林道沿いには珍しく「白フジ」?が咲いている。中谷出合を過ぎ登山口に着く頃には空は、もう暗く厚い雲に覆われ薄暗くなって来た。倒木や少し荒れた登山道を進み大岩谷分岐の少し手前で尾根に取り付く。僅かな踏み跡と古びたテープが付いている。この先は、去年の12/19に中ユリ東尾根山行の時、途中で断念し少し偵察に来ているのだ。だが今は、木の葉などが生い茂り藪をかき分け進む。

幻想的な霧景
幻想的な霧景

その倒木や藪地帯も5~60m程、登ると踏み跡もはっきりし歩き易くなる。620m辺りで直登尾根に合流。670m付近で荒川峠道分岐点をチェック。此処から急登だ!750を過ぎると上部はガスに覆われて来る。所々にブナの木が枝を広げている。霧に覆われ幻想的だ!さらに進むと隠れたシャクナゲの群生地のあるP865ピークに着く。一面がシャクナゲで覆われている!今年は花の季節が早く、もう既に花は落ちてしまった様だ。少し肌寒いが此処で何時もの珈琲タイム。雨が降り出しそうなので腰を上げる。途中で木々の間から琵琶湖が顔を出

す。どうも下界は晴れている様だ!分岐点からは、以前から気になっていた尾根の西側の大きく掘り込まれた古道を進む事にする。先はどうなっているか分からないが地図を読みつつ下って行く。大きな切り開き状の古道は進むごとに細くなり、550m辺りで無くなってしまう。多分そのまま進むと大岩谷分岐辺りに降りるであろうと思われる?仕方ないが急な斜面の藪のトラバースを強いられる。少し格闘すると尾根に出る。後は取り付き点まで同じルートを下降する。今回、以前から気になっていたルートを探査出来た事に満足している。同行のMMさん有難う!久し振りに駅前に立ち寄ろう!