今シーズン初の雪山 コメカイ道~イクワタ峠

コメカイ道~イクワタ峠 2024年1月14日(日)晴れ

メンバー CL.エーちゃん N・Yさん M・Mさん

コース:タイム 朽木栃生P8:10…コメカイ道出合9:13…笹峠出合9:45…10:50イクワタ峠11:40…笹峠出合12:15…

                                  コメカイ道出合12:35…13:10朽木栃生P


琵琶湖大橋から望む朝日に染まる比良連山
琵琶湖大橋から望む朝日に染まる比良連山
イクワタ峠から釣瓶岳
イクワタ峠から釣瓶岳

 玄関を出ると東の空が白み出している。冬の夜明けは未だ遅い。湖周道路を一路北へ。雪化粧した比良連山に朝日が差し茜色に染まり出し凛とした姿を見せてくれる。花折峠のトンネルを抜けると温度計は-4℃の表示。道路は積雪で白くなっていた。今日は細川からアラ谷左岸尾根を直登し釣瓶岳を目指す予定だったが新雪が多いようなので急登を避けコメカイ道に変更する。朽木栃生の道路脇に車を止める。此のルートは4度目だが積雪期は初めてでテンションが上がる。綺麗に整備された林道の奥が登山口。大きくジグザグに登山道は続いているが先人がいる様で犬の足跡と靴跡が続いている。P449を巻くと冬枯れの疎林に雪が付き幻想的な景色を見せてくれる。風も無く暑い位だ。木立の間から雪を纏った白倉岳が見える。ひと登りでコメカイ道出合。左へ進むと地蔵峠へ。途中には栃の古木やヒジキ滝がある。ホトラ山を巻

蛇谷の右に白山が
蛇谷の右に白山が

きP732を過ぎると一投足で笹峠道出合に着く。この先イクワタ峠まで自身未踏の区間で楽しみだ。ひと登りで展望台。此処でワカン装着。積雪は40㎝位か?正面に白山が白く輝いている。高島トレールの山々も凛とした姿を見せている。薄い樹氷が逆光に輝き美しく、その光に向かって登って行く。今シーズン初ワカンが確実に雪を踏みしめる。バージンスノーは最高に気分が良い!空に手が届きそうな位、紺碧の空が近くなるとイクワタ峠に飛び出した。此処から見る景色は何時見ても最高だが雪の季節は更にビューティフルである。南には釣瓶岳がピラミダな姿を見せガスが流れる奥に釈迦岳が黒くドッシリしている。

太陽を目指し進む
太陽を目指し進む
釣瓶岳の奥に釈迦岳
釣瓶岳の奥に釈迦岳

眼下に見える琵琶湖の奥に北から白山や奥美濃の山々。御岳から伊吹山。鈴鹿の山々。奥に薄く中アや南アまで大パノラマ!此処で一本立てこの景色を満喫しょう。予定では釣瓶岳までだったがNYさんがワカンを忘れたみたいで此処までとする。景色を眺めながら腰を下ろす。今日の昼は全員カップラーメンだ。寒い季節は温まる物を食べよう!しかし、こんなにスッキリ見渡せる事は”めったに”無い事だ。珈琲を飲みつつ写真を撮りまくる。まだ昼前だが釣瓶岳は次回の楽しみにして下山するとしょう。新雪を楽しみながら一気に下山してしまう。今日も天気に恵まれ贅沢な山行が出来た。仲間に感謝です。天気の安定しない今シーズンだが、何度雪山が楽しめるのだろうか?やっぱり山はええな!

最高のロケーション
最高のロケーション